ハヤサキスタジオ時代の最近のブログ記事


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前日ご親族の方がいらしゃったようで
墓前に奇麗な花が一対供えられていた

20年前の今日この日にオヤブン(早崎スタジオ社長、カメラマン早崎治氏)が撮影中の不慮の事故でこの世を去った

それ以来11/11は私にとって忘れられな日となった

今年も墓前で手を合わせ一年の報告と新たな志をオヤブンに誓う

そして最後に感謝の気持ちを込めて

「 ありがとうございました 」

っとゆっくり心の中で唱える

オヤブンの写真に対する考え方は一貫してとてもシンプルでオーソドックスで大胆!

それはライティングにも言える

一言で言えば・・・・・・<太陽は一つ>

私はその言葉を胸に刻みメインライトに拘り大切にして20数年仕事をしている

ところで、、私はお墓参りやお葬式が有るといつも考えることが二つある

一つは
人間は死んだら何処へ行くのだろう?

大切な人の傍で自然の植物となり見守って行きたいと言っていた人の言葉を思い出した

私は死んだらゼロとなり、無になると思う

いや、そうなって欲しいと願っている


二つ目は神は存在するのか?

私は神を信じていない

それは見たことが無いから

全ては人間が...自分達に都合がいいようにでっち上げた物語

多分、神が現れ何か話されて一番困るのはその人達かも知れませんね

ぢゃーなぜ墓前で私は手を合わせるのか...

それは祖先や故人に対しての感謝の気持ちからです

しかし、正月などの初詣でお賽銭投げて手を合わせる都合のいい自分が居るのも確かなんすね!!

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20121110_16:49

今日は澤田家のお墓のリフォームが完了して骨壺の中に入っていたお骨を土に戻す事を行うため鶴見に有る寶宝泉寺さんに行って来た。

カロウト(墓石の下に有る骨壺を入れるスペース)には全部で11個入っていたのですが私達が知っている曾祖父母を除いた9個のお骨を土に戻した。

その中には骨壺の中に小さい骨壺が入っていて喉仏がと金の入れ歯が入っていた。

このような骨壺は石屋さんも初めての経験と珍しがっていた。。

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20121109_11:37


その後、最初で最後に勤めたハヤサキスタジオの社長、親分こと早崎治氏の命日が11/11なので乃木坂に在るお寺さんにお墓参りに・・・・。

当初昔の同僚福永さんや蓮尾さんと行く予定でしたが、急遽鶴見のお寺さんに行く事となってしまったので別行動になってしまった。

特に松本さんとは何年も会ってなかったので非常に残念!!

いつか会おう!

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20121109_17:38

そして・・・。今は会社で画像処理中!!

今日はがんばるぞ!
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20120919_17:34

今日の午後、ハヤサキスタジオの元同僚の蓮尾くんと福永くんが澤田スタジオに遊びに来てくれた。

目的は福永くんが新しいレンズを購入するという事で澤田スタジオにある最新のナノクリレンズと福永くん愛用のD800の相性テスト。

テストは壁に貼った新聞紙の複写で行う。

福永くんがシャッター切って私がストロボの出力を操作してF2.8~F22まで一通り撮影してモニターで周辺解像や解析の状態を確認した。

やはり70〜200のレンズはいいね!って感じで改めて惚れ直した。

テスト中は冗談まじりでワイワイガヤガヤって感じ、ハヤサキ時代を思い出してしまった。

勤めていた頃は辛い事ばかりだと思っていたが過去になり思い出になると楽しい事しか覚えていないんだよな〜、というより辛い事が楽しさになちゃうんだよな〜。。

俺ってうまく出来てるな〜と思う。エッ!皆そうなの?
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20120621 19:10

FBの投稿でシステマチックなアメリカの撮影を紹介しているムービーを見て思い出した事がある。

私がハヤサキスタジオに勤めていた頃(確か23歳?)に初めてロケで単身アメリカに行った時の事だ!

ロケ先のパサディナで撮影急遽スタジオ撮影が発生したので白ホリのスタジオをレンタルしたのだがその建物が非常に大きく貸しスタジオのみならず、機材レンタル、現像所(その頃はフィルム全盛の時代!)そしてカメラマンやスタイリストのガラス張りのオシャレな貸事務所も入っていたるオールインワンな建物だったのだ。

ここに事務所を構えていれば機材が無くとも撮影出来てしまうし外に出なくとも現像が出せて時間のロスが無いのであ〜る。

この合理主義には驚いた!

思うに現在は現像所は撤退してレタッチャー会社が入っているかもですね!!!

そんな私、今日はスタジオにこもって画像処理中です。。。





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20110120  10:30
打ち合わせの30分前に麻布十番に到着してしまったので・・・・
コーヒーショップで時間調整

午後からはフォトグラファー村田昇氏の呼びかけでプライベートなデジタル勉強会に参加した。

勉強会は午前中から始まっていて、会場になっている村田事務所に遅れて入ると中は和やかな雰囲気に包まれていた。

集まっていたのは若手や中堅の男女カメラマン達や今年業界入りする学生さんなど幅広い層の人達で村田さんの良き仲間である。

講師は電塾でお馴染みの阿部充夫氏。

私にとって阿部さんは東京写専と早崎スタジオ両方の先輩でハヤサキ時代に終電が無くなり帰れない私を面倒見のいい阿部さんは池尻大橋の自宅に頻繁に泊めてくれた。先輩というより兄貴みたいな感じの方だった。しかし、寝る為に阿部さんの所に行ったにもかかわらず布団に入ってから始まる阿部さんのレンズやカメラの技術論が止まらず、簡単には眠らせてくれなかった。
薄れ行く記憶の彼方に阿部さんの言葉が遠くに聞こえていた事を思い出した。

阿部さんは理論派であり優しい兄貴なのだ!

さてさて、勉強会はデジタルというおおざっぱな課題はあるものの、今現在自分が仕事で疑問に思っている事や悩んでいる内容を阿部さんに聞くというQ&A方式なので大変盛り上がった。

PSでは今更聞けない初歩的な事からレイヤーの高度な使い方や応用と合わせ技などなど。

今私が検討している引き伸しレンズを使った撮影にも答えを出してもらった。

阿部さんは昔からそうだったが1つ聞くと10教えてくれた。

それも理論立てて時代の背景や生い立ち交えながら親切丁寧に巧みな話術で話すもんだから皆納得です。芸大でも教壇に立っているのがうなずけます。

とても楽しく有意義な時間だった。

次回が愉しみ。。。。。

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20120120 10:14

雪の舞い散る白い雲のグラデーションに
トウキョウタワーが溶けていた
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11月11日はオヤブンこと早崎治先生の命日。 

今年はその日に撮影が入っているので今日逢いに行く事にした。

昨日フォトグラファーの村田昇氏と連絡を取り合い齋藤明氏も加わり3人で今朝乃木坂に向かった。 

墓石の前で手を合わせ感謝の言葉と今の思いを心の中でつぶやいた。

過去が有るから今があり。現在があるから未来がある。

一本の筋に見える道も細かく見れば無数の枝がありその都度自分で選んだり無意識に通って
来た道である。その道も永遠ではなく終わりが必ずあり無となる。

墓前に行く事が出来なくとも無となった故人を思う気持ちは大切だと思います。

オヤブンに今の思いを伝えるため来年も再来年もココに、逢いにこようと思います。

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9/30 17時03分

4×5のカメラを久振りに引っ張りだして各部点検して清掃した。

その時ふと脳裏に浮かんだ言葉があった。

ハヤサキスタジオのアシスタント時代の事である。

当時の上司、早川広行氏曰く。

「レンズは素の状態でこそ100%の性能を発揮するように設計されている。」

「よってフィルターをレンズに付けるのはレンズに失礼な事なんだ。」

「しかし、CCフィルターでフィルム補正をどうしてもする時は4×5の場合ハレーションの出にくい後ろ玉に付けるんだ!」

いわれてみれば何の疑問も持たず皆がやっているので4×5の時は蛇腹を外してわざわざ後ろ玉にフィルターを付けていたが135㍉やブローニーの時は前玉に付けていた。

付けていたというより前玉以外付ける場所がなかったからなのだ!

全ての行動には必ず理由が有り、意味の有る事とその時痛感した。

今はフィルターをレンズに付ける事は殆ど無くなったがどうしてもという時に使うのがNDぐらいである。(これすら私の場合安易には使いたくない)

レンズ保護の為という口実で無色透明なフィルターなどは付けない方がよいのである。
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サワダスタジオのある港区東麻布もすっかり秋から冬の景色に変わり、向かいの元飯倉小学校裏門の大きな桜の真っ赤な葉もほとんど散ってしまった。

昨日からの化粧品のレタッチが午前中でフィニッシュ!明日全ての画像を並べて微調整して納品準備に取りかかろうと思っている。




昨日夜遅くにハヤサキスタジオの元同僚の陰山くんからメールが届いた。

どうやら<グライドカムHD>で検索したわたしのブログに・・・・・。

早速今朝電話してみた。

彼はパノラマ写真のスペシャリストで不動産関係を中心に仕事をしているようだ。

<panorama house>というhpのブログで楽しいパノラマの世界を紹介している。

そんな彼もパノラマ以外の表現方法としてムービーに大変興味があり勉強中で私と同じである。

このような同志が増えて情報交換が出来れば幸いですね!




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昨日「オヤブン(早崎治氏)のお墓参りに一緒に行こう」とフォトグラファーの村田さんからお誘いの電話があった。

と言う事で今年は村田さんと斎藤さん(フォトグラファー)そしてイーストウエストの内藤さんの4人で命日の今日、オヤブンのお墓参りにいって来ました。

六本木に在るゴトウ花店に10時集合。

以前、村田さんはゴトウ花店の撮影をされていたので社長の後藤さまともお知り合いでとてもシックで綺麗な花束を作ってくれた。流石ゴトウ花店!!!!!

わたしはゴトウ花店まで会社からテクテク歩いた。途中六本木のタバコセンターでオヤブンが大好きだったPALL MALLの赤を購入。

今日は去年と違って天気に恵まれ暖かかった。

墓前で1時間近く4人で思い出話をした。

そしてハヤサキスタジオ時代に良く行った中華の老舗、樓外樓(ロウガイロウ)のエビモツ汁そばを皆で食べて解散。


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午後から化粧品のレタッチ作業・・・・、合成と色が大変です。


昨日ハヤサキスタジオ時代に営業で活躍していた同僚のkussyさんがサワダスタジオに遊びに来てくれました。

久し振りの再会である。

再会も嬉しかったがその時頂いた和菓子がとても美味でさらに嬉しかった。

メーカーは滋賀県近江八幡に在る<たねや>という屋号でお菓子の名前が西木木(さいぎぼく)。

美味しい栗の風味を上品に味わえる絶品です!幸せの一言につきますね〜。

流石kussy!美味しいもの知ってますね。

あまりの美味しさに写真撮るの忘れちゃいましたので<たねや>さんのHP見て下さいね

東京では三越で買えるようですが期間限定品のようですね。




先週フォトグラファー富田眞光さんが代表を勤める広尾の『ピグマリオン』というフォトレタッチ会社で打ち合せを行なった。

来週撮影する画像に合成レタッチを行なう為だ。

富田さんはこの他ゴーシーというとてもモダンな貸スタも所有していて時代のニーズにマッチした多角経営をしている。

富田さんとは昔ハヤサキスタジオ時代に1年ほど一緒にアシスタントで苦楽をともにした事が有る。

富田さんはハヤサキを退社後、地方に修行に行くとかで自分が居ない間アパートを借りてくれないかと言われ私自身一人暮らしの経験が無かったので喜んで申し出を受け入れた。

そのアパートは祐天寺の静かな住宅街で環境は抜群、初めての銭湯通いも楽しかった。

しかし、殆ど寝に帰る毎日で数少ない休みの日は1日中寝ていた記憶がある。

それ以来、お互い連絡もしていないのだが・・・。

打ち合せの時間より少し早く到着した私は誰もいないピグマリオンの広く綺麗なミーティングルームで熱いコーヒーを飲みながらそんな事を思い出していた。

すると個性の強いキャラの若いピグマリオンのスタッフ2名が部屋に入って来た。

1人は大手広告撮影会社の元カメアシをしていたそうで撮影の心得が有り、私と考えている内容が同じだったのでとてもスムーズに打ち合せが進んだ。

その彼はハヤサキの同僚、フォトグラファーの蒲生くんのアシスタントをした経験が有ると聞いて人の縁の不思議さを感じた1日だった。

先週はハヤサキ関係でもう一つ伝えたい事があるので後日報告しますね。

この後日と書いてしまう所がいけない。

明日と書けないんだから。筆無精でスミマセン!

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<NikonD2x+18~200>
今日の東京タワー
イルミネーションが変わってました。

広告写真業のカメラマンとして今年でかれこれ22年になる。

モデル、料理、宝石、車等、振り返るとジャンルを問わず色々な広告写真を撮影して来た。
と言うより広告写真の中で改めてジャンル分けする事も無いと常日頃思っているのですが。

その中で一番大切にしているし、大切にしなければいけないと思っている撮影は「商品写真」だと思っています。

イメージカットとは違い、ごまかしの効かない直球勝負の世界で、カメラマンの技量がはっきり現れ、なおかつ大変難しい撮影でもあるが地味な撮影でもある。

モデル撮影と違いリズムやノリも無ければ駆け引きも無い。
商品をモデルに例えると、カメラマンがヘヤーメイクもスタイリストも行ない綺麗に仕上げていきポーズも決める。

全てカメラマンの判断と責任で進められていく、とても根気のいる撮影である。

オヤブン(僕が以前勤めていたハヤサキスタジオ社長早崎治氏)によく言われた言葉に


「商品撮影にこれでよいということはない」


最近その意味が少しわかるような気がします。

商品撮影に終わりは無いが責任を持って終わりを創るのもカメラマンの仕事なのです。

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<黒坂了司撮影>


ホームページの追加画像の整理をしていたらとっても懐かしい画像が見つかりました。

僕がモデルになったレコードジャケットとそのポスター写真です。


事の経緯は、僕がピエロの撮影をしていた事がきっかけで、「色々面白い顔が出来るだろー」とゆう単純な話です。

一生懸命面白い顔を演出したのですが採用された画像は普通ですね!

特殊メイクアーティストの方に1時間ほどメイクして頂き白ホリで撮影。

普段は撮る側なのに不思議な感じです。



ク〜!今見ると恥ずかしー!

でも、とてもすばらしい思い出でモデルの気持ちが少し分かった貴重な体験でした。



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<NikonD2x+18~200>


ハヤサキスタジオのアシスタント時代に作品撮影でサックスを撮影した。

サックス皆さん知ってますよね。

楽器のサックス。

友達から作品撮りの為それを借りた。

4×5のカメラを据えてタングステンライトを1灯づつトレペ越しに当てて行く。

指を乗せる周りがとてもカッコいいんです!

パイプが何本も縦に走っていて指を乗せる所は丸く切った玉虫色の貝が埋め込んでありついつい目が行ってしまいます。

現像からあがったフィルムに定着されたサックスはカリカリしたとても金属の質感の有る良い写真だと思い、オヤブン(社長、早崎治氏)主催のコンペに自信を持ってその写真で挑戦!

結果、敗退です。

敗退どころかオヤブンの激怒に触れてしまいました。

何故だと思いますか?


サックス=楽器
楽器=音が出る
音が出る所=ラッパ部分

僕がついつい目が行ってしまった所は二の次なのです。

コンペに参加したアシスタント全員の前で、オヤブンはスタジオ中に轟く声で僕に向かって言った。

「こんな所一生懸命撮って何になる!放っといても奇麗に写るわ、澤田!!!楽器を撮るなら美しい音色が出るラッパを奇麗に撮らんか!」オヤブンの言葉が脳天から足に雷のように僕の体を裂いて行った。 

撃沈です。

確かに私が撮ったラッパ部分はお世辞にも奇麗では無かった。

それから徹夜を2回してあがったサックスの写真をオヤブンに見て頂き「これぐらい写っていれば良いだろー少し音色が滲み出て来た!」

あれから20年以上経ちますが、今サックスを撮影して、あのサックス以上に奇麗にラッパを撮る事が出来るカメラマンになれたと思います。

オヤブンの何者にも惑わされないオーソドックスで自分に頑固な考え方をいつまでも心の真ん中に据えて生きて行きます。

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<CL+SUMMILUX1st>
昨年、SUMMILUX1st購入当日会社近くでテスト撮影した。
レンジファインダーなのでポジフィルムへの焼き付けが想像しにくい為
フィルムあがりが楽しみなカメラでも有る。
実際は何でも無い試写体なのだが・・・!
この滲み、うぅ〜、ライカマジック!


カメラマンのアシスタントは大変キツイ仕事です。

僕がいたハヤサキスタジオも同様仕事は大変で、千葉の実家から通勤していた僕はスタジオのソファーで連泊する事もしばしばでした。

しかし、ハヤサキスタジオではそのキツサを耐えさせるすばらしいシステムが有りました。

それは、アシスタントはスタジオ、フィルム、ポラ、現像が全て使いたい放題だったのです。

オヤブン(社長、早崎治氏)は月に一度、作品コンペを開き優秀な作品にはポケットマネーで賞金も出してくれました。

仕事はキツイがモチベーションが保てるすばらしい環境だったことも、ハヤサキスタジオに入社してありがたい事でした。



ところで、先日発注していた4×5のカメラにD3xを付ける事が出来るボードが届きました。

10年前までは毎日撮影で4×5かハッセルorコンタックス645使っていて35カメラは使用頻度が低かったのにな〜!

今じゃ35のニコンD3xです。

なので死んでいる4×5レンズを使いたくて取り寄せました。

テストをチョットしましたが75mmと90mmは無限は来ませんね!

構造上仕方無いのですが。

風景を撮影する訳では無いので良しとします。

125mmからは予想通りミラーがケラレてファインダーで100%確認出来ませんがライブビューが有るので対処出来ます。

ライブビューは思っていた以上に重宝します。

このライブビューを快適に使えるように、マックさんにUSB通信の改善を早くして頂きたいです。

昨日のブログで書き忘れましたが、HOMEの表紙画像は毎月更新して行く予定ですのでお楽しみに!

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<M3DS+SUMMAR50>
ライカについては後日ゆっくりと!

感性のひかり

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<CONTAX TVS>
サワダスタジオ2007年の年賀状
スイスの田舎の駅で電車を待つ男

スタジオ撮影では大まかに2種類のライトからセレクトして撮影しているが今の主流はストロボ光である。
チョット前ならタングステンライト(ハロゲン)とゆう一般家庭のシリカ球の化け物みたいなライトも使えたが今は車の撮影等でしょうか・・・?

私はタングステンライトでライティングを学び、しかもスタジオはブラックでした。
スタジオは白い物と相場は決まっている感じの現在ですが、早崎スタジオは違っていました。

必要な所に必要なだけカメラマンの意思のもと、感性で光を当てる。

白いスタジオだと光が勝手にどんどん回り写ってしまった写真になってしまう。
勝手にどんどん回る光にはカメラマンの意思が無いと言う事なのでしょうか?
親分亡き後、どのような経緯でクロスタが出来たかは分りません。

クロスタ&タングステンの撮影を経験しているとシロスタ&ストロボでの撮影は結構イージーに感じがちですが、写り過ぎに注意しなければ成りません。
この場合、余計な光を切る作業は少々厄介な事も事実ですが丹念にこなさなければ行けない地味な作業です。

どちらが良いか悪いかでは無く、どちらも経験し、良い所を出せる事が一番です。


午後、撮影の打ち合わせで澤田スタジオにADのKさんとクライアントの方がいらっしゃって下さいました。
ADのKさんちのわんちゃん「くらのすけ君」を昨年広告写真のモデルに抜擢。
その時の記念写真です。
ちなみに今日打ち合わせ前にADのKさんのポートレート撮らせて頂きました!
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<Nikon D2x+28~70>


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<Nikon D2x+18~200>
HP表紙用テスト撮影


ハヤサキスタジオ時代のカメラマンほやほやの頃、ラボから届いた4×5のポジをビュアーで
チェックしていると昨日ブログで登場したM氏によく言われた言葉が有ります。

「澤田君の写真、写り過ぎだね!」

M氏は言ったかと思うとサッサとスタジオに入って行きます。

カラフルなセーターが何枚も写っているポジをみながら「全ての色が忠実にそして奇麗に写っているこの写真の何処がいけないんだろー」とその時は思いました。

写り過ぎとはどうゆう意味なのか自問自答の日々が続きましたが少しずつ分かるようになりました。

写り過ぎとは色を出す事ばかり気になってシャドーがおろそかになっていたのです。

商品の色は滑らかなグラデーションの中のどこか1カ所に有れば良い。

見る場所の光源や明るさでそれは微妙に変わり本当の色は人それぞれわずかに違うのだから。

色も当然大切だがその商品の持っている質感や存在感等も我々は映し出さなければいけないのです。

それには光を回したペラペラのライティングでは駄目なのだと。

小説で言う「行間を読む」そんなライティングをしよう!

丸い円が有ると想像して、その円から出てしまうとクライアントならびにADからNGを喰らう写真。

ど真ん中はクライアントならびにADはOKだがカメラマンとしての遊び心が全く無く勝負していない写真。

そして、僕の望む所はこの円の線上です。

ギリギリのライティングに構図とトリミング。

誤解の無いように手八丁口八丁で勝負します。(現場は明るく楽しくがモットーです。)

しかし!私は芸術家でも作家でも先生でもありません!

クライアントの望む写真を100%実現させ、+α10%程自分の色をさりげなく入れて「行間を読む」写真に仕上げたいのです。

最近の仕事でそれが色濃く出ているのはJewerlyかな!

時には毒を入れたり、シャープな感じを入れたり、しっとりさせたりと・・・・!

それを教えて下さったのがM氏です。

これからもよろしくお願い致します。

私のプロフィールと作品はHOME

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500C+プラナー80(6枚玉)
何やってんだか、次男はひょうきん!


以前上田義彦氏の究極のファミリーアルバムの写真集をまねて我が家もB/Wで写真を撮ったものの、その後ほったらかしだったそのB/Wのフィルム現像を夕方行った。
長くは続かなかったが合計32本も回していた。

ちなみにタンクはパターソンで、135ミリなら1度に3本現像出来、さらにリールが伸びてブローニーも2本現像出来る優れもの。
恩師、上さんから25年以上前に3組頂いたものです。
今回は32本で1セット9本現像だから3セットと2本タンクの作業です。

昔は毎週末、撮り貯めたB/Wをこのパターソンで現像して紙焼きした物でしたが・・・!
昔に戻って少しやってみようかな。

フィルムと言えば時々スナップでライカやハッセルを持ち出す。
特別何を撮ろうと言う訳ではないが子供、友達、先輩、町並みを撮影したりします。
ハッセルだからと言って三脚なんか使いません。
ブレていても良いんです。
スナップですから。
ですが結構ブレないんですよハッセルは、1/30いや1/15までは行けます!(多分)

仕事用のハッセルはコンタックス645を新品で購入する時に全て手放してしまったが1セットだけ残している特別なハッセルが有る。

それは、以前勤めていたハヤサキスタジオのハッセルで百戦錬磨の由緒あるハッセル500C+ディスタゴン50ミリです。
このハッセルでおやぶん(早崎治氏)や歴代の先輩方が日本の広告写真を撮影していたと思うとボロボロでもとても手放すなんて考えられません。
宝物です。

個人的には標準にしては少し画角が有り、蛇腹じゃない四角いフードを付けた時に500Cとのバランスがgooな80ミリが大好きです。
なので初期のプラナー6枚玉(ノンコーティング)をあえて探して昨年購入した。
状態は「私は50年前のレンズですよ」と言わんばかりの顔つきですが500Cも負けず劣らずで良いコンビです。この子達。

500Cはスクリーンが暗く、内面反射も有る。
オールドレンズにも内面反射の影響が出る事がしばしばで、何よりこのカメラは無骨で色々な操作を必要とするのだ!

しかし、今のカメラには無いこれらの事(光学的欠点)を生かした絵作りをしたり、現像されて来たフィルムを見るまで気づかなかった光の演出に感動したりと全く飽きないんだな〜。

必要不可欠な色々な操作も写真を撮る事の儀式ように思えて大変楽しくなる。

さらに、フレームが6×6の正方形ですよ!
仕事ならば印刷のトリミングを考慮して撮影するが仕事じゃないんですからここはこの正方形で遊びましょう。
大胆かつ美事なトリミングをファインダーで決めてノートリでプリントするんです。
こんなこともハッセルに出来る楽しみ方です。

オールドレンズの写りはうっとりするほどの優しさとコントラストでハイライトの滲みなんか最高!涙もんです。
そして、色乗りは独特でコッテリ、シットリしていて親近感を感じる描写だ。

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500C+ディスタゴン50
何やってんだか、この2人


500C+ディスタゴン50
見かけはボロボロ、写りはピカイチ

元ハヤサキスタジオの上司と言うと堅苦しいですね。
仕事や人生の恩師の一人です。
私に山の魅力をお教えてくださいました!


現在進行形の撮影内容は守秘義務が有るのでなかなか細かい所までは話せない、なので今日はハヤサキスタジオ時代の昔話をします。

私がカメラマン駆け出しの頃、その日2本目となる撮影がワインの単品切抜きカットでした。
ライティングがほぼ出来上がったのが夜中の2時頃だった。
その時1stの重たいドアが開く音がした。
アシスタントと同時に振り返るとそこには少し御酒臭いおやぶん(早崎治社長の事を敬意の意味を含めておやぶんと呼んでいた)が立っていた。

「お〜!澤田!チャンとコントラスト付けとるか」とご機嫌な口調で私に語りかけてきました。

「ハイ」と言う前におやぶんはビューワーの上に有った55ポラを見て私がセットしたライトを見るや否や全身であっとゆう間に壊したのだ。

そして、何事も無かったかのようにワインだけがスタンドの上にポツンと今にも落ちそうな感じで立っていた。

「澤田、お前は何を撮っているんだ!」
先ほどのご機嫌な口調とは別人のような息の荒い強い口調だ

「ワインです」
少し震えていたかもしれない自分の声はなぜか聞こえなかった

「違う、チガウ、ちがう、お前の取っているのはガラス瓶、紙のラベル、金属のキャップだ!
ワインじゃない」

声が出ない

「このワインは若いワインだ、それなのにお前が撮ろうとライティングしたこの同じワインは年代物の高いワインだ。分るか!目立つ物にばかり目がいって、肝心のワインの香りがにじみ出てない」

言葉が出ない、自分の体の震えが分る。
無言の時間が過ぎて行く、息苦しく真っ白な時間が。

「少し頭を冷やしてからやり直しなさい」
ゆっくりと少し優しい口調で私に言うと大きく深呼吸してからおやぶんは出て行った。

数分の出来事だったろうが私には今日の全ての時間だったように思えた。

おやぶんはとてもベーシックでシンプルな考えをする方だと思う。

一番大切な物 それはワインです。 それもジューシーな若いワインなのです。
私は瓶やラベルの丸みやグラデーションばかり見て基本を忘れておりました。


ハヤサキスタジオ時代の修行が今の私を支えてくれています。
そして、これからも。

私のプロフィールはHOMEに有ります。

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肌の張り

先週撮影した画像処理がやっと終了したのでプリントしてみた。

うーん、D2xに比べ画素数が2倍になっているので細かい所まで詳細に写るのは当然の必然!

モニターでも思った透き通った感じはプリントにも有る。これはナノクリの成せる技か!

ニュートラルな発色はNX2の恩恵か!

D3xの感動がいまいち無い。

それはA4のプリントだからか?とりあえず印刷サイズはA4なので今日の所は終わりにして後日もっと詳細なデータを取ろうと思う。これも楽しみの一つです。

ところで皆さんはフィルム撮影するとしたら何のフィルム使います。

私は迷わずコダックのフィルムです。

私が早崎治氏が社長を務めるハヤサキスタジオに勤務していた頃はフィルムの時代です。
主に4×5、ブローニ、135ミリで光源もタングステンとデーライトがあり、そしてアシスタントが必ずしていた仕事の中にフィルムのEMテストが有りました。(エマルジョンナンバーの略)

各サイズのフィルムの製造ロットで色気が変わるので新しいフィルムを購入するさいは必ずテストして数十カートン購入します。

プロの撮影現場はコダックの独壇場だった。しかし、1985年頃から富士フィルムが本格的にリバーサルに参入し、ハヤサキスタジオのフロアーに大きいフィルムの冷蔵庫を置いて確か6か月間使いたい放題の大判振る舞いをした事が有った。

コダックには無い色の発色が武器で、今で言う彩度が有る仕上がりだ。私に言わせると彩度が有りすぎて邪魔だったが。
特に赤に反応しやすいのか白人の女の子を撮影した時血管が妙に浮き出ているように見えたのを良く覚えている。

コダック=地味 富士=派手なんて言う人もいました。

コダックの色は少し濁っていた、濁っていたと言う事は色が沢山有ると言う事でコントロールさえしっかりすればしっとりした大人の色が出せるはずだし出せるのです。

それは、デシタルの時代でも同じ事が言えると思います。

デジタル時代だからこそ、少し濁ってる方が遊び心の有る絵が作れると思いませんか?

そのカメラがD3xなのかはまだ分りませんが。

EM Test.jpg





4×5、デイライトフィルムのテストフィルム。

1983年ごろの自分です。
肌の張りは明らかに違うね!

私の現在の肌の張りはHOMEのprofileに有りますが・・・。

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