2009年12月アーカイブ

2009年も今日で終わりです。

明日から新しい年の始まり。

1月は気持ちだけですが全てをリセットしてリフレッシュ出来る所が大好きです。

今年は新しいジャンルの撮影にも挑戦した。

それはWeb使用のCMメイキング撮影です。

CMの撮影風景の裏方やタレントの休憩中の素顔などをドキュメンタリーで撮影していく事は普段、私の広告写真には無い事なので非常に楽しかった。

その撮影後にWeb用壁紙のタレント撮影も有るので長丁場で大変では有るのですがパパラッチみたいで楽しかったな〜!

来年はムービー元年と銘打って挑戦したいと思います。

みなさんにとって、良い年になりますように!




一年で一番ながーく机に向かい活字を書く時期が来ました。

年賀状の宛名は毎年手書きと決めております。

今年は昨夜1日で書上げ、今日郵便局で別納スタンプを押して無事終了!

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次男NAOがスタンプを押してくれました。
今日からお休みの方が多いと思いますが、溜まりに溜まった領収書と制作伝票を処理する為私は出勤です。
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出勤途中あざみ野駅付近で・・・・。

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246池尻大橋付近で颯爽と私の車を抜いて行くトラックの荷台に門松が・・。

私が子供の頃、近所の家で毎年門松を飾っていた。

その門松作りは地下足袋を履いたいかにも庭師という出で立ちの職人さんの頭と弟子が門の前で半日かけて作っていたのを見た事が有る。

今は作業場で発注個数を作ってこのようにトラックで搬入するんですね!



その後、有楽町のビックカメラにFinal Cut Studioの教本を買いに行く。

そこらの本屋よりこの手の本や雑誌は有楽町のビックの方が品揃えがいい。

悩む事無くビギナーの本を購入、そしてこれから事務所で経理の仕事です。

これが片付ければ明日から私もお休みです。

昨年までは休み入ると長野の山小屋に行っていたが、今年は長男の受験があるので年を越して1月に次男naoと行こうと思います。

山は昨日−6℃、積雪30センチ!例年に比べると寒さも緩く積雪も少ない。

薪ストーブの季節になりましたね〜!



会社近くの麻布十番の奥には、昔ながらのお屋敷や高級マンションが点在し今の時期になるとその門やエントランスに門松が鎮座する。

つい最近までクリスマスのイルミネーションがキラキラしてたかと思っていたが、早くも街は準日本文化の正月に変わりつつある。

さて話は変わりますが、12月はとても忙く、車での移動も多かったので眠気覚ましに頻繁に飲んでしまったのがレッドブル!

以前ブロブで紹介した時、カフェインが配合されている事を思い出し移動中の眠い時にコンビニで購入して飲んでみた。

これが結構効くんです。

体がシャキッとして動けるんです。

しかし、これまでこの手の栄養ドリンクを一切飲んでいなかったので飲み過ぎに注意しなければいけないのだが、ついつい飲んじゃいました!

このようなドリンクにお世話にならないように日頃体を鍛えなければと思うだけの私でした。
金曜日に行なった今年最後の撮影(ロケ)が終わったのが土曜日の明け方、会社に戻り時計を見ると7時を過ぎていた。

その後金曜日にメールで届いていた追加画像の加工処理をしてニコンプロサービスに借りていたD3sとナノクリ70~200を返却して帰宅する頃には夕方だった。

D3sのパホーマンスによって今回の撮影ではISO2,500でf5.6-1/500でシャッターを切る事が出来た。

しかし、今の私には高感度カメラのD3sより動画で優れているキャノンの方が魅力的である。

来年早々動画のカメラ一式+Final Cut Studio+Macの導入をしたいのだが。

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帰り際、大きな黒いトトロが一匹、二匹・・・・・。
明日は高感度域での撮影を行なうので今朝、それ用にニコンプロサービス(NPS)からD3sのデモ機を借りて来た。

早速、高感度での新聞紙複写テストを行なう。

以下は印刷ではなくWEB用前提での評価である。

ISO1250でD3xとD3sを比較するとノイズはSの方が少ないが一目で分かるぐらいXの方がシャープネスがありコントラストも強い。

よって、ISO1250を常用するのであればXに軍配が上がる。

この結果は期待はずれだったがSは感度を2500,5000とあげてもノイズは極端に目立つ感じではない。

Xは1250を上限に一気に画像が崩れ(ノイズが出て)使い物にならない。

明日はダンスがメイン。

ISO5000でF4.5-1/500まで来て欲しい。

ところで、おまけに借りたナノクリ70~200はまさしくモンスターだった!

ナノクリ24~70との焦点距離70㍉でのテストで圧倒的に70~200の勝ち!

しかし、テレ側の周辺露光不足が残念。

この露光不足を解消したレンズがニコンに試作品として実在するそうだが前玉が極端に大きく重く価格も50万円オーバーとの事。

現実的に流通する品物ではない事から現在の物に落ち着いたとの事。

とかくSの話題が多い昨今、真の未踏の領域はナノクリ70~200だった。

さらに、1250までの感度だったらXの画像の方が綺麗であった事も意外と言える。

ニコンレンズのポテンシャルの高さを改めて実感したテストであった。
今日も朝から画像処理を行って今終了。


12月に入って寒さが厳しくなってきた。

この環境の変化に反応してしまったのか、うさぎのくるみが持病のトレポネーマを再発してしまいました。

12月初め、きち動物病院から薬を郵送して頂き投与して約2週間、やっとなんとか治ってきましたがもう少しかかりそうです。

今年始めに6ヶ月間投与して完治したかと思ったが・・・・・。

完治する病気と聞いていたのですが、くるみは治りが悪い体質なのでしょうか。

来年5月まで投与を続けるつもりです。

がんばれ!くるみ
今日はロケから直帰したので久々に早い時間から自宅に居る。

アマゾンで購入したコマフォト12月発売1月号が届いていたのでページをめくってみた所、偶然にも今月のblogで紹介したフォトグラファーの菅原一剛さんと富田眞光さんの記事が載っていた。

特に菅原さんの記事は普段私も感じたり考えている事柄で、これからの広告写真業界の新しいスタンスを模索している。

とても共感出来る攻めの発想だ。

私も広告の企画段階から参加した事が何回か有るが、とても面白い事が出来そうな予感がしてやりがいの有る仕事になる事が多い。

ところで、銀座で行なわれていた彼の写真展[dansa]には結局行けず残念。

その代わり写真集[DUST MY BROOM]を購入する予定です。

昔の同僚や先輩方ががんばっている姿は私にモチベーションを与えてくれる。

がんばれ!自分
今週行なったCMム−ビ−同行撮影でD3xをISO1000まで感度をあげて現場撮影をしたが、媒体がWeb用という事で十分使えるノイズと思う、しかし印刷媒体では解像度が落ちシャープさが損なわれノイズは許容範囲を超えている。

印刷媒体でのD3xの増感は精々ISO400までと思う。

来週末に行なわれる同様の撮影ではダンスの演出が有りもっと高い感度でさらに早いシャタースピードが要求される。

D3sのテストには良い機会だ!

早速nps(ニコンプロサービス)のN氏にD3sとナノクリ70~200のデモ機貸し出しを申し込む。

運良くというか半ば強引にN氏が押さえてくれたようで撮影に間に合った。

24日に貸りて25日に本番なので24日に十分テストを行なう時間があるのも嬉しい。

さらに一緒に借りたナノクリ70~200もただ者ではない。

その圧倒的なコントラストとシャープさは以前npsで画像を見た事が有る。

来週末、このモンスター達と共に撮影に挑む。
先週の日曜日に撮影したジュエリーの先行納品分をその当日朝まで加工修正し納品したまでは良かったが、後送分をすっかり忘れていた。

今日撮影中にクライアントの担当者からメールが届き気付く。

一瞬血の気が引いてしまった。

ラフには納品期日を書いていたのだが手帳に書き忘れた私のミスである。

撮影を済ませ日曜日に使うレリーフをレンタル会社<ストックランド>に引き取りに、その後帰社して速攻で納品作業に入る。

余談になるが<ストックランド>社長の田植さんとは20年以上の付き合いで、引き取り前に電話をすると「天板に塗装してたら500wのアイラン(電球)を落として壊したので貸してくれない!」といわれたので持って行く事に、持ちつ持たれつの仲である。

そして、今加工修正が済みサーバーにULが完了した旨をメールでお知らせした。

入校にはまだ余裕があったようで助かった。

しかし、こんな事をしていては信頼どころか仕事まで失ってしまう事になるので手帳書き込みとチェックは確実にしなくてはいけないと反省!

今まで撮影のみを赤で書いていたがこれからは納品期日も赤で記載し撮影日と納品日を矢印でリンクする事にした。

ところで今日の夕方、中山さんが明日行う味噌ずくりワークショップの準備を三茶にあるキャロットタワーでしているという情報を頂いたので写真集プレゼン用の撮影を行う予定だったが私のミスで・・・・・残念。

ワークショップの撮影は次回も有るそうなのでその時に!

忙しさにかまけて写真集のレイアウトを全くしていないどころか、未だ現像もしていない状態だ。

今年はパンパンなので来年早々行う事にします。

先週の土曜日から昨日まで寝る時間も無いぐらいのハードなスケジュール・・・・・。

そんなこんなでブログ更新もままならぬ状態が続きました。

と、言い訳はこれぐらいにして、何の仕事をしていたかと言うと3日間はCMムービーチームと苦楽を共にして私はその同行撮影と出演者の人物撮影、1日はジュエリーの撮影後、そのデータを加工修正して次の日の朝に納品と綱渡りが続いた。

全ての仕事がとりあえず無事終了してホットしてます。


特にジュエリーの撮影はCMスチル撮影の間に行ったので納品した画像データに不備が無いか心配でしたが無事入校も済んで本当に良かったです。

不備が有った場合、その日はCMと同行撮影を行っていたのですぐに対処出来ない状況だったからです。

また、CMムービーチームのプロの誇りある仕事ぶりにはいつも頭が下がる思いです。

ムービーの仕事はスチル(写真撮影)と全く違っていて全てが分担作業となっている。

カメラクルーチーム(キャメラマン、露出を専門に計る人、レンズのピントを回す人、フィルムを管理する人)照明チーム(ライティングをする人)、美術チーム(主にインテリア関係)、音声チーム、料理を専門に作るフードコーディネターチーム、ヘヤーメイクチーム、洋服のスタイリスチーム、エキストラの歩きや仕草を指示する人、とそれぞれに頭がいて責任とプライドを持って仕事に望んでいるのだ。

時計の歯車のように正確かつ効率的に香盤表に沿って仕事が進んで行く。

その頂点に立つのが監督で彼の指示のもと作品が作られるのだ。

同行撮影とはそのプロフェショナル集団の現場にお邪魔して写真を撮らせて頂く仕事だ。

初日こそ冷たい視線を感じたが、3日間苦楽を共にし挨拶を交わすうちに市民権を得たのか最終日にはカメラクルーの1人が私の存在に気付き体を反らしてレンズ前を空けて撮影し易いようにしてくれたり、照明さんが私の為にカメラポジションを作って微笑みながら無言で手招きしてくれたりと涙が出そうなシーンが何回か有り胸が熱くなった。

ムービーチームの方々、ありがとうございました!



私と同じ姓の方と生まれて初めて仕事をした。

澤の漢字も難しい方である。

しかし、正確にいうと読みが「さわだ」ではなく「さわた」だった。

慣れていないせいか、なかなか言いにくい『澤田さん』と・・・・・。

撮影後、彼の家が私の自宅沿線という事もあり一緒に車で帰ることとなった。

彼が勤めるT社とは20年以上の御付き合いがあり、車の中で昔話を一杯してしまった。

澤田さんは私と違って聞き上手なのでついついしゃべってしまったのだ。

ブログを始めてから昔の事を振り返る事が多くなった。

昔は大変だった、しかし過ぎてしまえば良い思い出となる。

現在も未来も、過ぎてしまえば良い思い出しか残らないと思っているこんな楽観的な自分が好きである。

彼とは同じ仕事で来週の14,15も一緒だ。

多分、「澤田さん」と言うのにも慣れる事でしょう。

来週もよろしくお願い致します。
先週お伝え出来なかったハヤサキスタジオ関係のお話をしたいと思います。

それは元同僚のフォトグラファー菅原一剛さんの事です。

先週始め彼から写真展[dansa]と写真集[DUST MY BROOM]のDMが届いた。

菅原さんとは彼がハヤサキスタジオを退社してから長い事逢っていなかったが、数年前偶然逢ったのだ。

それはロケ先のサイパンで朝食を食べていると、同業界らしき人達が少し離れたテーブルで食事をしていた。

その中に見た事の有る顔が!そう、それが彼だった。

挨拶しに近づくと彼も気付き久し振りの再会に握手をした。

彼は広告も撮影するが作家活動にウエイトを置いている。

私の知る限り彼は物事を深く鋭く考え悩む、それでいて出てくる答えは単純明快。

今回の写真展は12/2から21まで、もう始まってますね!

場所は銀座三愛のリコーフォトギャラリーRING CULB。

余談ですがこのRING CULBのオープニング告知のビルボード撮影を当時したんですが、あんなに大きく(確か2m×4m2枚)になるとは聞かされていなかったのでビックリした記憶が有ります。

この写真展の「dansa=ありがとう」を是非見に行こうと思っております。

また、写真集[DUST MY BROOM]はリサイクル工場に有る一見ゴミのような錆びたレールや自動車部品が主役で毒の有る菅原ワールドが広がっているようだ。

皆さんも近くに行った際には立ち寄ってみて下さい。



先週フォトグラファー富田眞光さんが代表を勤める広尾の『ピグマリオン』というフォトレタッチ会社で打ち合せを行なった。

来週撮影する画像に合成レタッチを行なう為だ。

富田さんはこの他ゴーシーというとてもモダンな貸スタも所有していて時代のニーズにマッチした多角経営をしている。

富田さんとは昔ハヤサキスタジオ時代に1年ほど一緒にアシスタントで苦楽をともにした事が有る。

富田さんはハヤサキを退社後、地方に修行に行くとかで自分が居ない間アパートを借りてくれないかと言われ私自身一人暮らしの経験が無かったので喜んで申し出を受け入れた。

そのアパートは祐天寺の静かな住宅街で環境は抜群、初めての銭湯通いも楽しかった。

しかし、殆ど寝に帰る毎日で数少ない休みの日は1日中寝ていた記憶がある。

それ以来、お互い連絡もしていないのだが・・・。

打ち合せの時間より少し早く到着した私は誰もいないピグマリオンの広く綺麗なミーティングルームで熱いコーヒーを飲みながらそんな事を思い出していた。

すると個性の強いキャラの若いピグマリオンのスタッフ2名が部屋に入って来た。

1人は大手広告撮影会社の元カメアシをしていたそうで撮影の心得が有り、私と考えている内容が同じだったのでとてもスムーズに打ち合せが進んだ。

その彼はハヤサキの同僚、フォトグラファーの蒲生くんのアシスタントをした経験が有ると聞いて人の縁の不思議さを感じた1日だった。

先週はハヤサキ関係でもう一つ伝えたい事があるので後日報告しますね。

この後日と書いてしまう所がいけない。

明日と書けないんだから。筆無精でスミマセン!

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アンティークの竿がとても似合う、雰囲気のいい店舗で撮影
先週の水曜日



今日はゆっくり出来きた。

明日、昨日の続きを行ないます。

なんとか明日で納品の目処が付けばと思っておりますが・・・。

ところで、MacMobileMeのトライアルが先週切れるのをうっかり忘れていて本契約になっていた。

トライアル版でその良さを体感していたので・・・・。

これで1年間はiPhoneを含む全てのMacが同期されるのでとても使いやすくなった。

さらに、ネット上のiDisk(20GB)で大きな容量のファイル共有が出来るので、スマートな納品が実現されるはず!(ファイヤーストレージでの納品が多く検証してないもんで!)

こんなに便利になって良いのだろうかと何も無い山小屋でコーヒーを飲みながら思う事がある。

山小屋は私を正気に戻してくれる唯一の場所で物作りに没頭出来るアトリエだ。

話を戻しますが、時代はスピードと安さを求めている。

この先、PCを軸としたバーチャルな世界で人間が生きて行く時代がすぐそこまで来ているのでしょうか?

PCはソフトを入れれば無限のハードになります。

すでにスチルカメラはPCの周辺機器になり、さらに高価なムービーカメラを凌ぐほどの絵が撮れるまでに進化している。

決して交わる事が無かったこの両者が今こうして融合するとは10年前には誰も考えなかったでしょう。

10年後20年後すこし怖い気もするが覗いてもみたい、というより嫌でも見続けていく事でしょう。


この業界にいる限りは!

今週は昼間撮影、夜画像処理の毎日。

色々伝えたい事が有ったのですが余裕が有りませんでした。

今も現像の合間にブログを書いております。

とりあえず、明日はゆっくり休んで日曜日に今日の残りを処理しようと思っております。

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撮影した画像を直ぐにイラストレイターでレイアウトチェックしているsakaチャン

12月2日

師走ですね〜!



フゥ〜!今日のロケは想定外にカット数が増えて久し振りに腰に来た。

しかも、即日納品なのでこれから現像してDVDに焼きポスト入れする物と、さらにフャイヤーストレージのダブル納品で抜かりの無いようにします。

さあ!仕事仕事。気合い入れて行きますうよ〜!

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