ほとんどの広告写真の場合、撮影したカメラマンの名前が出る事は無い。
雑誌と違い名前が出ない分、撮影した本人とは知らずに人から酷評や批判を聞く事が有る。
これは一種良い事でもある。
撮影した本人と知らないで本音を言っているのだから、それは素直に受け止めて心の中に置いておくべきだ。
しかし、その逆も有る。
次回の撮影はこんな感じにしたいと出された印刷物が以前自分が撮影したものだったりする事だ。
このときは、この写真のどこが良くて、何が足りないのかを聞き出しさらに良い写真を撮る事だけに集中する。
「その写真、僕が撮ったんですよ〜」などとニヤケているようでダメ!
自分の最大の敵は自分だったりもする。
怠けたり手を抜こうとするのも自分自身の中の問題だ。
この世の中で一番難しいと思っている事の一つに<自分を最後まで信じる自分を創る>
僕がなかなか出来ない事で、すぐに責任転換してしまう。
言い換えれば、<自分自身に頑固に生きる>
これって、結構難しい。