2009年4月アーカイブ

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今回のロケはオープンオンリーだが
気になるチェアーがあったのでパチリ
ブレブレじゃん

気持ちよくカラッと晴れた今日、山梨県にロケハン(ロケ現場の下見調査)に行った。

ロケハン現場到着後、私が一番最初にする事はコンパスを使って方位の確認だ。

方位を元に日の出日の入りの場所をイメージして、そのイメージした光からこれからロケハンする1日の時間ごとの光や空気感を自分の頭の中で創りさらに確信にしていく。

一番重要で難しい作業だ。

その後の確認事項と情報収集は撮影の内容で異なる。

今回の撮影の商品は4tトラックでの搬入になるのでトラックの侵入経路の確認。

また、商品を広げるスペースの問題。

この2 点がクリアーされなければどんなに理想的なロケーションだろうと撮影は出来ない。

残念な事に最初に行ったハウススタジオはロケーションは最高だが商品置き場のスペースに問題があった。

その事はとりあえずここでは置いといて、次に確認する事は先ほど書いた事と重複するが、撮影リストからカット数を大まかに割り出してどれだけのバリエーションがどこで何時に撮影出来るかをキッチリ頭に入れる事だ。

それを元に香盤表を制作して当日の作業が進む。

私は撮影前のロケハンも含めた打ち合わせ等で撮影の85%は頭の中で終わっていなければならないと思っている。

残り15%は現場で感じたインスピレーションを大切に創り、最後に+5~10%自分らしさの遊び心を乗せたい。

100%に+5~10%乗せられるか否かが勝負どころだ!

そして、その遊び心こそが写真にドラマを創るのだと信じている。

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ロケハンでは色々な事を想定して撮影する

人間が創るほとんどの物は真上から見た時の事を考えていないのか
とても平面的でつまらないデザインが多いような気がする


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謎のお一人様橋


次男ナオも来年は中1。

今は誘えばホイホイお父さんに付いて来ますが来年は多分自分の世界を持ち、誘っても付いて来ないでしょう。

それは自分の過去を思い出せば分る事なのだがチョット淋しい事ですね。

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この竹やぶのタケノコのように息子達は気が付くと親より背が高くなっている


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カラッと晴れて気持ちいい東京
なので気持ちいい写真をアップしました 

昨日、帰り際に高輪に在る恩師M氏の事務所に寄り道をした。

コンクリート、木材半々の面白いM氏の長野県の山小屋が今日から着工だ。

その木部の塗装について話をして来た。

M氏は当初オイルステン系で塗装しようと検討していたが自然素材の<柿渋>の存在に興味
を持ち、今それで話を進めている。

M氏も私と同じで結構自分で創る事が大好きで、内外装の塗装は自分でするのだ!

うちのツリーハウスの塗装にも使えるかもと思い私も興味深々である。


murata-10.jpgのサムネール画像
500C+ディスタゴン50

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山小屋に隣接するツリーハウスには電気が来ていない

夜はランタンで明かりを採ります。

この頼りない赤い光の中で子供達とクイズをしながら遊び、そして眠ります。

ツリーハウスに興味の有る方はカテゴリーからツリーハウスをセレクトして下さい



先週、ライティングを含めて一人づつ20人を20分間で撮影するオーダーが現場で有った。
撮影内容はヘアーをバッチリ綺麗に写す事が目的!

早速ストロボをケースから出しながらライティングを頭の中で作りながらセットする。

使ったストロボは1台2灯で2灯ともアンブレラ、1灯はバンクで組もうかと思ったが時間が無いので諦めた。

ジェネの出力を400wにしてストロボメーターで1回露出を取って早速本番。

現場でこのようなオーダーを受けてもすぐに対応出来るのは昔、ハヤサキスタジオで修行した事が骨となり肉になっていると思う。

オヤブン(早崎スタジオ社長早崎治氏)は昔、我々カメラマンにいつも言っていた事が有る。

「自分の目とハートをもっと信じ、ポラ等切るな」

おかげさまでそれを実践トレーニングした私には幾つもの基本ライティングが頭の中に入っているし、撮影中に何かおかしい、変だと感じる直感みたいな、言い換えればそれらを嗅ぎ付ける嗅覚が身に付き、大きな事故になる前に回避出来ることが何度か有った。

このカメラマンの嗅覚こそポラを1〜2枚しか使わず撮影していた修行のご褒美なのかもしれない。

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<次男ナオ撮影>

「おとうさん!ツリーハウスの中に小鳥が住んでる」

次男ナオは山に着くと真っ先にツリーハウスに入る

ツリーハウスは風で結構揺れます

その為、ホストツリーに干渉しない様にツリーハウスには隙間を幾つか開けてある

そこの隙間から時々珍客が!


今週末からいよいよGW

早く山に行きたい


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Y150オープニング前にあの巨大クモ<ラマシン>
を探しに次男ナオと電車で移動

早速いました赤レンガ前のYトゥモローランド駐車場に巨大クモが

あっさり見付けられてチョット拍子抜け

思ったよりコンパクト?

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その後RedBullのお姉さんさから冷えたレッドブルを頂いて一気飲み
 
初めて飲んだが結構イケル

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山下公園までブラ撮

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山下公園では恒例の大道芸が行なわれてました。

お父さん!抱っこがんばって!


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ショップの横で休憩


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雑貨とアパレルの店のウィンドウにチョーカッコイイ列車


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開発の陰によくある風景

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ブログに使えそうな面白い画像を探していたら早速見つかりました。
ツリーハウス製作中に次男ナオが地上6mの屋根の上で
なぜかムンクの叫び!


ツリーハウスに興味の有る方はカテゴリーからツリーハウスを
セレクトしてご覧下さい。


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<NikonD2x+35~70>
ジャズバンドの演奏が聞ける店

先日、水槽を使った撮影の予定が有り熱帯魚等を飼育する60センチの水槽を購入した。

その後、撮影案が変更になったのでこの水槽に出番が無かったのだが、以前水族館の水槽やプールのように大きな水槽を撮影した事が有るのを思い出した。

この撮影は小さい水槽を撮影するのとわけが違い細心の注意が必要だ!

絶対事故のないようにストロボのヘッドはウエイト付きのスタンドに固定、更にロープでヘッドを吊るしアシスタントを常にそばに配置させて周到に準備する。

その他にも大きい水槽の撮影には色々技術的な試行錯誤は必要だった。

上の写真はその場の臨場感を出すため手前からの光は入れずにトップのみのライティングに。

私は日頃から常に思っているしブログにも書いているが、「写りすぎている写真程つまらない物は無い!」と。


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<NikonD3x+35~70>


ヘアー&ネイルのコンテスト会場に1歩入ると「おはようございます」の元気な声。

皆さん予選を勝ち抜いてこの会場に乗り込んで来ただけ有り目が違います。

夢と希望と愛でキラキラと輝る。

そんなエネルギッシュな若いアーティストが大勢集まりました。

今日はヘアー&ネイルの作品撮影。

初めの社長の言葉が良かった。

不況のこの時代にその話は一切無く、ただただ社員のモチベーションを上げる内容。

要するに、お金の事は本部に任せとけ!君たちは技術とセンスを磨き口コミで評判になるサロンを目指せ!とこんな感じだと解釈した。

ヘアー&ネイルは素人だが、どの作品も斬新だったりセンスが良く、素晴らしい物ばかりだ。

この若きパワーが今、僕には足りない事を痛感した。

昔の若い気持ちに戻り心機一転今から心を入れ替えます。


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<4×5 300mm>
小学校からの親友で生まれ育った地元で
古物商の小林商店を営んでいる小林君から以前水牛の頭を借りて撮影

朝からパットしない天気。
明日のロケ準をしなければならないのだが、なかなか気分が乗らない。

とりあえず、明日使用するであろうニコンの新しいスピードライトSB-900をいじってみる。

最初に取説をザット読んでからテスト撮影。

この手(カメラの上に付ける)のストロボはコンピューター制御の為、全く信用していないのだが、テスト撮影してみると結構使える事に感心する。

取説を読まなくとも直感的に操作は出来そうだが、要所要所はやはり取説が無ければ全く分からない所も有った。

ストロボの完成度に感心しつつサッサとロケ準を終わらせる。

PS4のBrigeがニコンD3xのRAWに対応したので昨日購入しインストール。

色々試したかったが、今日は午前中のだらだらが悪かった!時間が無くなってしまったので明日の撮影のデータで試してみる事にして荷物を積み込もうと思うのだが雨と風が結構強くなって来た。

やれやれ、とても止みそうにないので覚悟を決めて積み込む事に。


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<HASSELBLAD500C+Planar80 1st>
サワダスタジオのHP表紙写真を更新しました。
ふるさと村のレッドクローバー



先週撮影したネザーランドドワーフうさぎのくるみの写真が好評(我が家だけ?)でしたので愛らしいしぐさの毛づくろいの画像を追加します。



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初めてサワダスタジオに来たので周りをキョロキョロ
前足のクロスが効いてますね〜!

ウサギは内弁慶
初めての場所ではウサギなのにネコを5枚位被ります。

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安全だと分かるとまずは前足から毛づくろいを始めるくるみ
猫のように自分で全身の毛をなめて清潔にします。
なのでウサギは無臭だ!

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次は鼻かんで


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両足なめて

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また、手をなめて

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最後に頭かいて終わりです。


みなさん癒されました!
親バカでドーもすいません!


また、くるみを連れ出して撮影しようかな〜。

「我が家のウサギさんも撮影してもらう事は可能ですか?」
という問い合わせがありました。
ただ今前向きに検討中です。
ご希望の方はHPよりメールでお問い合わせください。HOME⇒contact


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<NikonD3x+35~70>
今日はウサギのくるみの診察日
藤沢にあるきち動物病院に寄ってから澤田スタジオで撮影
鼻の下がまだ少しハゲているが昔と比べるととても良くなった。


デジタル時代の昨今、仕事でシャッターを押す時の緊迫感が少なくなった。

フィルム時代はポラでレイアウトやライティングのチェックを行い撮影した。

しかし、本番のフイルムにその画像が定着されたと言う保証等、何処にも無いのだ。

カメラの故障、ストロボのシンクロエラー、現像所でのミス、極めつけはフィルムメーカーによる製品管理のミス。

無事テスト現像が届いてビュワー上で見るポジが想定内に収まっている事が当然だが何処で事故ってもおかしくはない。

想定内としたのはポラは反射光でポジは透過光、また、感度やラチュチュード等色々な要因からハイライトシャドーのトビ、ツブレや色の出方、専門用語になるが相反則不軌が当然違う。

それらを長年蓄積された経験と感で自信を持って判断し、その許容範囲を想定内として本番現像を指示する。

話がそれてしまったが、カメラサイドで出来うるチェックをしつつ我々カメラマンは細心の注意を払って身を削る思いでシャッターを押した。

そのような緊迫感が少なくなった事はやはり撮影しモニターですぐさまチェック出来てokが出れば納品とう流れが有るからだ。

それ自体、便利で時間の短縮にもなり経済的な事では有るが、カメラマンとしてはハートが違って来るような気がする。

1カットに思いを入れハートをすり込んでこそドラマが作れて人の心を掴む広告写真が出来ると思うし1番大切な事で勝負の分かれ目になる。

いつまでも
全ての広告写真にドラマを作れるカメラマンでありたい。

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<NikonD3x+35~70>
ポーズも決まってますね!
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<NikonD2x+18~200>
今週末ツリーハウスに逢いに行く予定です。

今月は2年に1度来る、サワダスタジオの契約更新の月。
1991年にハヤサキスタジオを退社して港区海岸(レンボーブリッジの真ん前)に事務所を構え1993年に交通の便の良い現在の東麻布に移動したのでかれこれ17年です。
更新も8回目を数える。



先週から撮影しているのは化粧品。

続く物で今週も別件で化粧品の撮影。

そして来週はワイン。

中の液体が透けて見えるボトルに入ったローションとワイン、似ているようで全く違う。

ローションは肌に塗り栄養や保湿を与える。

かたやワインは飲み物で香りや味覚を楽しむ。

姿、形は似ていて当然ライティング、セットも似ているが求める物が違う。

ここの所をちゃんと理解して頭の中に入れとかないと写真は撮れない。

失敗すると全て透明なボトルには入った色水に仕上がってしまう。

僕は撮影をシンプル&オーソドックスに考えたい。

どんな仕事でも撮影する前にライティングのテーマや表現の優先順位を自ら決めて始めるよ
うにして途中出来るだけそれがブレないように心がけている。
 

明日はうさぎのくるみの診察日。

9時30分に藤沢だから自宅を8時頃出発かな。

トレポネーマ(病名)は順調に回復しているように見えるがここで気を許すとまた再発す
る厄介な病気だ。

私のプロフィールと作品→HOME

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<NikonD2x+18~200>
サワダスタジオSSロゴテスト撮影


今回のクライアントはヨーロッパのシューズメーカー。

外資系のクライアントで本国で撮影した商品写真に合わせて撮影して下さいというオーダーがたまに有る。

この仕事もそうだった。

本国で撮影した参考画像がメールで届き早速撮影開始。

その本国で撮影した商品写真は生光だった。(生光=裸電球でライティングするような物)

通常、日本での商品撮影のライティングはトレペ等でデュフューズしてエッジ(商品の角)にグラデーションのハイライトを作ったり陰を弱くしたりと一言で言えばソフトな表現をするがそれらをいっさい使用しない生のライティングは久しぶりである。

生光の良い所は色がちゃんと出て商品の存在感が強くアクティビティな感じが有る。

生光は生まれたままの光で商品を照らし商品本来の持つ色と型を表現してくれる。

言い換えれば<生きた光だ!>



以前某衣服通販会社の仕事で生光オンリーのモデル撮影をした事が有る。

アウトドアーではドピーカンでないとOKが出ない。

スタジオでもストロボ生光で撮影。

モデル撮影でここまで生光にこだわったクライアントも初めてだった。

そんな生光の撮影を1週間続け、その後普段のライティングでモデル撮影をすると「力強さ」というか「存在感」というか、とにかく撮影した写真に物足りなさを感じてしまう後遺症が残る。


生光ライティングは控え目で自己主張の下手な日本人の体質に合わないのか、生光の写真が評価され広告写真としての出番がもっと多くなっても良いと思うのだが。






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<NikonD2x+17~35>

2/14のブログに書いたゴルフ場の担当の方から電話が有った。

2005年に撮影したコース写真の印刷用データの依頼だ。

少し前に外付けHDDが1つパンクしたのでひょっとしたらと焦ったが、このデータは違う外付けHDDに入っていた為助かった。

ここのゴルフ場のスタッフはみんな良い方ばかり。

気持ちよく挨拶してくれるし話しかけてくれる。

楽しかったな〜!

日の出前から日没の暗くなるまで好き勝手にカートを走らせ、1日中大好きなコースでやりたい放題撮影する。

コース内は携帯の電波が悪く電話も掛かってこないので撮影に集中出来たっけ。

当然、ゲストのプレー中は細心の注意とマナーは守りますよ。

僕もゴルフプレーヤーのハシクレですから!

すこし景気が良くなったらまたお願いしますと担当の方が言ってくれました。

その日を楽しみにしています。

僕の撮影したゴルフ場の写真はHOME⇒WORK⇒Other⇒Golf Courseに有ります。

<NikonD2x+18~200>
澤田スタジオ近辺の桜は先週散ってしまいましたが、
自宅近くの桜は散った木も有れば今満開の木もあります。
1週間限定の表紙写真です。
楽しんで頂ければ幸いです。



2月のブログに書いた「カレンダー」のプレゼン(4社コンペ)の返事が先日有った。
結果は負け。

コンペなので勝ち負けは当然ある。

内容的にはとても斬新かつ華やかで楽しい内容、十分1ヶ月間見るに耐える物ばかりなのだが!

勝ったのはその企業の社内報等を請負っている業者。

制作会社の担当者曰く、「プレゼンは代理店の営業のみだったので制作サイドの同席は無く作り手の生きた声がどれだけ届いたか疑問、悔し〜」との事でした。

生きた言葉は人の心を動かす。

これにめげずに新たなる挑戦有るのみ。

サワダスタジオではプレゼンに必要な画像をテスト撮影しています。

言葉と視覚でクライアントを説得した方がベストですもんね!





小さい時から一緒に暮らしていた祖母が亡くなったのが私が30歳の時、しかし、祖父は母が幼稚園の時にこの世を去った為、母もその存在を鮮明には憶えていないそうです。

考えてみると祖父母の話は見たり色々聞いたりしていて分りますが、それ以前の先祖の事等全く分りません。

なのに僕という人間が存在するのは見た事も聞いた事も無い先祖が有っての事です。

だから僕は家族全員でお墓参りをします。


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<NikonD2x+18~200>
鶴見にある永正元年(1504)創建、北条家ゆかりの格式の有るお寺。

今週はカット数が多いのと、クオリティが高い撮影で毎日終了時間が24時を過ぎている。
この不景気な時期にとてもありがたい事である。

物が売れない買い控えの時代、メーカーは新商品の発売を延期したり中止している。
当然新発売商品はが無ければ撮影も減り売り上げも下がる。
何処も同じだと思うが深刻な問題である。

以前は1本のレギュラーが色々な事情でなくなっても同じボリュームの仕事が僕の所に来てくれたが今は違う。

僕には1つ1つの仕事を丹精込めて撮影していく事しか出来ないしこのスタンスを変えるつもりも無いが、+αの何かを考える時期だとも考えている。

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<NikonD3x+35~70>


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<NikonD2x+18~200>
朝起きると気持ちのいい晴天
会社に行く前に寝不足の脳に酸素を入れる為、近くの畑を散歩する。
桜もいいがタンポポもなかなかいいね〜!


サワダスタジオのHPを作って頂いたADのK氏に「作品だけHPじゃダメ!澤田光伸というカメラマンの性格や人格も紹介して行かないと意味が無い。それにはブログが一番!」と勧められ営業の一環としてシブシブ始めたこのブログもスタートして4ヶ月が経ちました。

つたない文章ですが本人は少し楽しくなってきた。

恥ずかしい話、この年になるまで日記等は小学校の夏休みで書いたそれ以来だ。

日々の記録や撮影のコラムを書く事は結構自分自身を冷静に分析出来てなかなか良い事に最近つくづく思うようになった。

僕みたいな右脳人間には特にいい。

その場では反省も感動もするがその分析や深く考える事等あまり無く、目先の事ばかり考えているからだ。

サワダスタジオのHPを作って頂きブログを勧めてくれたADのK氏に、今はとても感謝しています。




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<NikonD3x+PC85>
サワダスタジオのSSロゴを撮影終了後透明な王冠に絡ませてみました。

今日も色々勉強する事が有りました。
撮影は奥が深い。日々勉強の毎日です。

明日、明後日、明々後日と気の抜けない撮影が続き、新しい発見が有る事と思います。


抱っこ大嫌い


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<NikonD2x+18~200>
サワダスタジオから歩いて15分、毛利庭園4/3
今夜も夜桜見物の人でにぎわってる事でしょう。

うさぎのくるみの病気「トレポネーマ」は順調に回復中で、この薬での投与を今年10月まで半年間続けます。

以前の薬は苦くて投与にくるみと格闘してましが、今回の薬は甘い分自ら飲んでくれるので、シリンジでの投与もラクチンです。

きち動物病院は藤沢に有り自宅からの通院が大変な為、電話での経過報告で治療指導を行なってくれるので大変助かります。

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<NikonD2x+18~200>

うさぎは夜行性ですが今日のくるみは真っ昼間から部屋中駆けずり回って超ご機嫌!

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<NikonD2x+18~200>

次男のナオがくるみのグルーミングをしてくれました。
うさぎは抱っこが大嫌いだからグルーミングも嫌いなのだが!
ナオには気を許しいてるのか大人しいくるみです。


透明な王冠 

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<NikonD2x+18~200>
サワダスタジオから歩いて15分、六本木ヒルズの光る壁
隣の毛利庭園では夜桜見物の人だかり
こっちは静かです

来週の仕事で王冠をテスト撮影している。

王冠と言っても水滴が落ちて水面に出来る王冠である。

ミルククラウンが一般的には有名だが今回は水で挑戦。

やはり水だと牛乳のように綺麗な王冠が出来ない。

その原因は分っているのだが。

透明な物で牛乳のような液体を今日明日で揃えなければ。

この手の撮影は得意で撮影の段取りは完璧。

閃光速度の速いストロボ、センサー一式、テストではクラウンが少し形が悪い(壁が放射線状にならず垂直になっている、水滴が綺麗に飛ばない)ので再テストです。

再テストと言っても月曜日の午前中のみ、本番は午後からだ!

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<NikonD3x+PC85>

ほとんどの広告写真の場合、撮影したカメラマンの名前が出る事は無い。

雑誌と違い名前が出ない分、撮影した本人とは知らずに人から酷評や批判を聞く事が有る。
これは一種良い事でもある。

撮影した本人と知らないで本音を言っているのだから、それは素直に受け止めて心の中に置いておくべきだ。

しかし、その逆も有る。

次回の撮影はこんな感じにしたいと出された印刷物が以前自分が撮影したものだったりする事だ。

このときは、この写真のどこが良くて、何が足りないのかを聞き出しさらに良い写真を撮る事だけに集中する。

「その写真、僕が撮ったんですよ〜」などとニヤケているようでダメ!

自分の最大の敵は自分だったりもする。

怠けたり手を抜こうとするのも自分自身の中の問題だ。

この世の中で一番難しいと思っている事の一つに<自分を最後まで信じる自分を創る>

僕がなかなか出来ない事で、すぐに責任転換してしまう。

言い換えれば、<自分自身に頑固に生きる>

これって、結構難しい。

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普通じゃない面白い集合写真をバリエーションで撮るぞ!と先日ブログに書きましたが、時間がなく、と言うより予定終了時刻より早く切り上げる事となりフタを開けたら普通の集合写真になってしまいました。

集合写真は1年に1回有るか無いか。

広告カメラマンはその仕事、撮影で評価される。
毎回毎回が真剣勝負です。

なので、次の機会が有るかどうかは分りませんが、もし有るとしたら必ず挑戦したい。


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冷たい風が吹く寒い夜だと言うのに隣の公園では
薄いブルーシートに座り込んでの宴会です。
腰の悪い僕には目ているだけでイタタタタ・・・・!

こっちの公園には桜が無いのでシーンとしてます。





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