2011年3月アーカイブ

みずほBKのシステム障害で3/15の振込が滞る可能性があるので記帳して確認して下さいとAデザイン事務所からメールが届いた。

撮影で銀行に行けなかった為、記帳出来たのが3/25。そしてその通帳を見るとなんと3/15と18日2度にわたりAデザイン事務所から入金がされていた。

一瞬ラッキーなんて思ったが、いずればれると思い正直にその事を電話した所、先方でみずほに確認する事となり電話を一旦きった。

そして、数分後Aデザインからその件で電話が入った。

「システムの障害で2度同じ金額を振り込んでいるが3/24にお取り引き内容欄に取り消しと印字されて同額がマイナスになっているはずです」と言われよく見るとその通りだった。

確かにパソコン上の現金の金額と通帳の金額が合っていたのでおかしいと思ったのだが・・・・。

もっと通帳をチェックしてから電話するべきだった、、、トホホ。

しかし、それにしても、、、出し入れを勝手にして何の連絡も無いとはみずほBKさん、お願いしますよ!
今週は土日が出勤だったので今日が金曜日のような感じ。

明日か明後日に行われる撮影の連絡がまだ来ていないので多分撮影は明後日になりそうだ。

連絡待ちの間、引っ越しの準備に時間を充てる事にした。と言っても溜まりに溜まった捨てられないでストックしていた紙類や小道具関係をゴミ袋に詰める作業で今までに20袋は出したしこれからも増えそうである。

整理していると和菓子の三廼舎<さんのや>さんの紙袋が出て来た。

この三廼舎さん昨年10/15に村田昇氏の写真展に行く時、手ぶらではと思い昔行った事のある三廼舎でおせんべいを購入したときの物らしい。

父の会社が近い事もあり、私が幼い頃ここのせんべいを父がお土産に買って来てくれた。とても美味しいおせんべいだったので2005年前後に2、3回三廼舎でお歳暮を購入した事があった。

もちろん和菓子が有名なのだが私は香ばしい揚げせんが一番好きである。

そして昨年10月久し振りに店を訪れた。昔懐かしい下町の雰囲気を残した小さな三廼舎は今も昔も何一つ変わっていなかった。奥に古いパイプのテーブルとイスが有り甘味が食べられる。

揚げせん2袋を含め適当に見繕って箱に詰めてもらって支払いをしようとした時、小柄でやさしようなおばあちゃんが「澤田サンですか?」と尋ねて来た。私は驚いた。5年前に2,3回訪れただけなのに私の顔を覚えているとは恐れ入った。

すると奥の仕事場から旦那さんと息子さんも現れ「昨日お父さんがいらしゃってくれたんですよ」と告げられた。

何か心温まる1日だった事をこの紙袋のおかげで思い出した。すると明日撮影決定の連絡が入った。さてと仕事!仕事!明日の準備!気合い入れていきましょ〜。。
3月1日、18年間仕事をして来たここ東麻布のビルの更新をしない事に決心してから色々と物件を探して気付いた事は想像以上に坪単価が安くなっている。

4月末には出なければならないので早い事決めたかったが、条件の合った出物がなかなか無かったり撮影が入っていたりで不安定な感じだったが昨日内見した物件は良かった。

広さも十分で撮影スペースは今の所より上手くすれば広くなりそうである。

ちなみに今回の内見は3回目!今までに見た物は地下室と4Fの物件で地下室は淀んだ空気が漂っている感じで即パス、4Fは賃料が高くてパス。

昨日の物件は7Fの北向きの部屋で正面にはザ・プリンスパークタワー東京が見えその隣には東京タワーが見えるなかなかのロケーションであるがチト古い。

築41年でエレベーターはレトロというよりボロい。。。


本日これから申し込みの手続きをしてオーナーの答えが出るのが10日後の予定である。

早速サンスケを使って1/50で部屋の平面図を制作、ソファーやテーブルラックの什器類の配置をして楽しんでいる。


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あなたは文明に麻痺していませんか

車と足は どっちが大切ですか

石油と水は どっちが大切ですか

知識と知恵は どっちが大切ですか

理屈と行動は どっちが大切ですか

批判と創造は どっちが大切ですか

あなたは感動を忘れていませんか

あなたは結局何のかのと云いながら

わが世の春を謳歌していませんか



2004年の朝日新聞の広告欄に載った倉本聰の言葉である。

その日から長い間、澤田スタジオの壁の片隅に貼られている。

私の心のどこかに置いときたくて貼っている。

今この言葉を噛み締める時期なのかもしれない。
大地震の次の日3/12,携帯にメールが入った。

内容は「信頼出来る友達からメールがありました。そのお父さんがコスモ石油の幹部をしていて今回の爆発で有害物質が・・・・・皆に知らせて下さい」

このメールの送り主は知り合いなのだが「その信頼出来る友達って誰?」それは書かれていない。

これは怪しい、特に最後の「皆に知らせて下さい」が特に怪しい。

このメールをとりあえずそのままにしてコピペ一斉メールしないようにした。

案の定似たようなメールが携帯に2件届いた。

人の善意を逆手に取ってありもしない情報(チェーンメール)を流し広め我々を動揺させる愉快犯。人間として最低であり病気だ!

私に届いたメールの送り主の一人に「冷静に!」と書いて返信するとその意味が分かったのか直ぐにメールが有った。

刻々と変わって行くのが情報であり何が正しいのか見極めるのは自分自身である。

残念ながら変わったようで変わらないのが自分だったりする。

今、私達が出来る事を考え、一人一人が実行する事が大切だ。

節電、義援金、祈り・・・・・。

どんなに小さい事でも・・・・。


初めはゆっくりだった。

今回の大地震の揺れ始めはゆっくりした物でいつもの感じかと思ったが・・・、だんだん加速する様に揺れが激しくなった。

スタジオで画像処理を行っていた私も椅子から降りて床に座った。

揺れが治まると今度は旧飯倉小学校からけたたましいサイレンの後、津波に関する情報が流れる。

自宅や実家に電話して安否確認を行ったりラジオで情報収集した。

その後、帰宅の為外に出ると歩道を歩く人の多さに圧倒さた。

車は全く動いている様子が無く会社に戻り様子を見る事にした。

何時になっても渋滞は解消されず結局会社を出たのは今朝の4時過ぎだった。

帰宅後テレビを見ると・・・・。

信じがたい、想像以上の被害が、テレビの画面から流れていた。





昨日お昼を一緒に食べたフォトグラファーの村田昇氏の2回目となる写真展<Nu:Chapter2>が神田外語学院6号館で3/11から行われる。

その仕込みに午後から取り掛かるという事で私も銀座で打ち合わせを済ませ様子を見に行ってみた。

改装中の6号館の中に入ると村田さんを含め4人のフタッフがレーザー水準器などを壁に当てて作業していた。


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チラ見で帰るつもりがなんか段々作業に巻き込まれ気が付くと大きいプリントを天井から村田さんと一緒に吊るす作業をして結局閉館の8時30分まで付き合う事となってしまった。

一辺2メートル程のプリントは圧巻でその大きいプリント4枚で周りを囲みあたかも自分がその部屋に居るかのような異空間である。

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-Nu : chapter2-
会 期|2011.3.11 Fri. 〜 3.21 Mon.
    11:00-19:00(会期中無休)
会 場|東京都千代田区内神田2-13-13 神田外語学院6号館
    最寄り駅 JR山手線/東京メトロ銀座線「神田駅」徒歩約5分
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朝から次男naoが騒がしい。

今日はnaoの中学校の卒業式。一年生の彼は参列する為、普段していないネクタイをしなくてはいけないのだが上手く出来ないらしい。

チラ見すると酔っぱらいのだらしないネクタイ状態だ。

naoは何回やっても上手く出来なかったので仕方なく朝食中の私の所にやって来た。

やれやれ、と思いながらnaoの後ろに回りシングルの結び方を教えた。

小学生の頃はクラスで一番背が低かったnaoも中学に進学しバスケ部に入部して結構背が伸びたのをネクタイを結びながらスポーツ刈りのつむじを目の前して実感した。

早く私を見下ろす男になれよ!




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帝国ホテル付近

今年に入って何回目の雪だろう。

今朝から降り出した雪で都心も薄らと白くなったが、昼には雨となり積雪は無かった。

会社の駐車場は屋外の立体駐車場なので雪にはめっぽう弱い。

今日は打ち合わせのみでロケが無かったので良かったが、2/15は都内ロケで前の晩から積もった雪にやられたっけな〜。

今年はもうご勘弁を!!

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長男keiが昨日の早朝、胸の痛みを訴えた。

どうやら呼吸すると肺が痛いらしい。

熱を測ると微熱が、、、。

とりあえず学校を休み、朝一で病院に行く事となった。

そして、その日の午後会社に電話が入った。

「血液検査の結果、白血球の数が異常に多い事から簡易検査とCTを行ったが特に異常はなく問題ないので精密検査の結果が出る来週まで様子を見る」と言う内容で一安心!

子供達が小さい頃は少しの熱でも心配だった、そんな気持ちが今回の事で懐かしく思えた。

それと同時に思う事は・・・


息子を育てて16年、振り返ると・・・・

              数えきれないほど沢山の・・・   

                         棚を作って来た。



例えば、長男keiが幼稚園時代の話で、、、車が来ない見通しの良い交差点で一人の成人男性が赤信号なのに横断歩道を渡る。(歩行者の信号無視)

透かさず私がkeiに言う。

「赤信号で渡るのは悪い事、おまわりさんに捕まるよ!車が来なくても社会のルールは守らないとね」という調子で自分の事を棚に上げて子供に正論を言い聞かせる。

当初、これが偽善者でなくなんだろうと罪悪感が有ったが、人間それが常習化するとだんだん鈍感になってくるから恐ろしい。

しかし、そんな薄っぺらい私の棚は既に子供達に見透かされている。

そろそろ棚降ろし?の時期である。


あそこの高い棚に手が届くかな〜。
東麻布にスタジオを構えて18年、9度目の更新の年である。

今まで賃料の値下げ交渉を行った事が無かったが今回初めて交渉してみた。

結果は気持ちの3,000円引き!うぅ〜!!!!

9度目の更新をするべきか安い所に移転するか決断の時である。

ざっと検索してみると結構安い物件もある。

しかし、現在の場所は住宅街で近所のおばあちゃんなどとお付き合いも有り、夏の暑い夜に冷たく冷えたビールにおつまみ付きで向の方から差し入れなどを頂ける間柄になっているとても居心地のいい場所だ。

「背に腹は変えられない」という言葉が脳裏に浮かぶ・・・・。






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