コンタックスの最近のブログ記事

私が週に一回は見るデジカメの情報源<デジカメinfo>を先程見てみたらニコンがローパスフィルターの効果をon,off切り替える装置の特許を取得中であると記載されていた。

これは以前(2002年発売)コンタックス最初で最後のデジカメN1(ローパスフィルターの無いフルサイズカメラ)をテストした時、ローパスフィルターが無い事でクリアーでバリバリの画像を得られる事を知りニコンプロにダメ元でローパスフィルターの有無の出来るカメラを創って!と冗談半分で言った事が現実化されつつ有る事にビックリした。

今は良くなったが昔はローパスフィルターが有る事で画像のシャープネスが相当損なわれていた。しかしローパスフィルターが有る事でモワレも出にくくなっていたのだが・・・。

また、その時ニコンプロに高感度に強いCMOSと超微粒子のCMOSが簡単に取り替えられるカメラもいいな〜などと言いたい放題言った覚えがある。

これもいつか現実の物となるかも・・・。

その一つの形がリコーのユニット交換式カメラGXRなのだが、、、なんせレンズとセンサーが一体ばのでカスタマイズの幅が狭い。

なのでセンサー、ボディ、レンズが独立している方が将来性があると個人的に思います、が。




感性のひかり

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<CONTAX TVS>
サワダスタジオ2007年の年賀状
スイスの田舎の駅で電車を待つ男

スタジオ撮影では大まかに2種類のライトからセレクトして撮影しているが今の主流はストロボ光である。
チョット前ならタングステンライト(ハロゲン)とゆう一般家庭のシリカ球の化け物みたいなライトも使えたが今は車の撮影等でしょうか・・・?

私はタングステンライトでライティングを学び、しかもスタジオはブラックでした。
スタジオは白い物と相場は決まっている感じの現在ですが、早崎スタジオは違っていました。

必要な所に必要なだけカメラマンの意思のもと、感性で光を当てる。

白いスタジオだと光が勝手にどんどん回り写ってしまった写真になってしまう。
勝手にどんどん回る光にはカメラマンの意思が無いと言う事なのでしょうか?
親分亡き後、どのような経緯でクロスタが出来たかは分りません。

クロスタ&タングステンの撮影を経験しているとシロスタ&ストロボでの撮影は結構イージーに感じがちですが、写り過ぎに注意しなければ成りません。
この場合、余計な光を切る作業は少々厄介な事も事実ですが丹念にこなさなければ行けない地味な作業です。

どちらが良いか悪いかでは無く、どちらも経験し、良い所を出せる事が一番です。


午後、撮影の打ち合わせで澤田スタジオにADのKさんとクライアントの方がいらっしゃって下さいました。
ADのKさんちのわんちゃん「くらのすけ君」を昨年広告写真のモデルに抜擢。
その時の記念写真です。
ちなみに今日打ち合わせ前にADのKさんのポートレート撮らせて頂きました!
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<Nikon D2x+28~70>


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<CONTAX TVS>
サワダスタジオ 2006年の年賀状
サンフランシスコのかわいい路面電車風バスと建物
印刷物の複写なので分りにくいですがうっかりすると潰れてしまう陰のシャドウ部も
結構な粘り腰で残ってます。




日頃撮影している仕事の内容は極秘事項が多くなかなかお話することが出来ませんが実際の商品撮影の現場の話をちょっとしましょう。

我々の手元に撮影目的で搬入されるそれらの発売前の商品達はガワだけで中身が無かったり、満足に塗装されていない物だったり、2つで1組なのに片側だけだったり、両方来ても微妙に色、形が違いどちらが本物か分らないそんなケースが多々あります。

そんな彼らは一人では当然綺麗になれず、我々が綺麗にしてあげるのです。
スプレーしたり、細かいコンパウンドで磨いたり、塵や埃を取り除いてやっと1人前の撮影商品になれるのです。

それはどんなに小さい印刷物だろうとB全ポスターだろうと、ライティングや技術、そして僕の撮影に対する気持ちも変わりません。

変わるのは媒体によって料金が高いか安いかだけです。

そんな僕の気持ちが萎えないでいられる限り、僕はプロとして誇りを持って楽しくやって行けそうな気がします。









D3x バグ? 

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<コンタックス TVS>
サワダスタジオ2004年の年賀状
気持ちよさそうですね〜!
ここはグアムのプライベートプールです
撮影のロケハン(下見)で御邪魔しました
あまり良く見えませんが皆さん読書中です
外人は何やっても絵に成るからずるいよね



D3xを仕事で使い始めて約1か月が過ぎました。

昨日は小田原にてフード撮影。

撮影途中、料理の集合で微妙なレイアウトが有った為ライブビューを起動。

ところが、少しすると通信が切断されます。

カメラのON.OFFで解決するもまた切断。

今度はON.OFFだけでは認識されず再起動するも同じような症状が続く為、ライブビューを断念しました。

マックブックプロを使用するのは自社スタジオ以外の場所と限られていてほとんど人物撮影なので今回ライブビューをブックプロで初めて使った事に気づきました。

自社スタジオではG5でライブビューを頻繁に使用しているがこのような事は無かった。

さては、OSとかマシーンが原因か!

G5はOS10.4.11でマックブックプロは最新のOS10.5.6

明日、NPSのNさんに聞いてみましょー!



次男とスナップ撮影に行くと必ず私の撮影風景を撮ってくれます。
  カメラが揺れないようにストラップは首から肩へタスキ掛けにするのが習慣。
今週行った横浜の次男が撮った画像はまだ見ていないので昨年のを添付します。


PICT0495.jpg


PICT0307.jpg


2002_083_1.jpg
<コンタックス TVS>

 昨日は次男と横浜赤煉瓦倉庫にハッセル持ってお出かけです。
普段、プライベートでスナップなど撮るときはフィルム、デジタル両方気分で使い分けています。
フィルムは現像がラボから届くまで最終的には分らないのでとても楽しみです。

最悪の場合は写ってない、なんて事も!

そんなフィルム使って仕事してたんですね。

仕事の場合、フィルム撮影した時は夜の最終にはテスト現像を入れ、翌朝ラボから届くのですが待ちきれないので夜間ポスト入れにしてもらい、テスト現像をピックアップしに真夜中ラボまで行き夜間ポストからテスト現像が入った封筒を取り出しその場で袋を一気に破き、近くに有るサントリーの自動販売機に歩み寄り、薄暗い蛍光灯にすかして見たのが懐かしいです。

私、とても小心者なのです。 

それに比べてデジタルと来たら・・・・!

楽になったなー。

特に室内の撮影なんかは最高です。
その場で光源の色チェックやバランスが分ちゃうんですから。
また、料理もとても良いんです。
本番前にライティングやアングル参考用に料理長がダミーの料理を作ってくれるんでですけど、結構それが作為的で無く自然に盛ってあって本番よりも良い場合が有るのです。
フィルムだとポラしか無いんだけどデジタルだとRAW+JPGで常に撮影しているので使えます。
NG画像はNG用の外付けHDDに6ヶ月間保存。
本番やサブ、納品等の画像一切合財も専用の外付けHDDに、こっちは一生塩漬け状態です。

で話をもどして、デジタルはフィルムに比べて緊張感や緊迫感が無いですよね!
なので、プライベートでのスナップ撮影では一切液晶モニターは見ない事にしています。

ブレてても、アンダー、オーバーの画像でも、意外性があっていいじゃないですか。

写真は想像力と好奇心と愛情で撮るんです。

そんな完璧な画像ばかり求めなくても?

その方か楽しいと思いますよ。

撮った画像をその場で見ないでPCに送り込んでからブラウザーで大きな画像で見ましょう!

予想して無かった「うぉ〜!」と思うような光の演出が有るかも知れませんよ。







 
 

特別な表情

<ニコン クールピクスS5>

山には最近次男とばかり来ている。

山小屋からの帰り道、無我夢中で外を見ているそんな次男の昨年の画像です。

この画像は本年度の我が家の年賀状にも成りました。

なんかとても立体感、奥行感が有り躍動感にあふれている写真で、次男自身これから歩む将来に夢と希望を見ているような、生命力みたいな物を感じるのは私だけ!

やっぱり写真はカメラやレンズじゃなくて愛だよなー!

モデルの撮影で僕は手八丁口八丁とライティングやヘアーメイクやスタイリストの協力で美しく綺麗な写真を撮る事が出来るが、本当の笑顔や綺麗な写真は子供だったらお母さんだったり、女性だったら恋人だったり、ペットだったら飼い主だったりと、気を許せる、愛情と信頼の有る人のみに撮れる特別な表情であって、数時間で終わってしまうスタジオ撮影ではなかなか無理な話しである。

だけど、その特別な表情を撮る為がんばる事が僕たちの仕事だしスタッフ全員の幸せにも繋がると思います。
 
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コンタックスTVS 
サワダスタジオ2001年の年賀状
 

行けるZO!D3x

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( コンタックスTVS )
サワダスタジオ2003年の年賀状
我がD3xはジュエリーに始まりモデル、商品、料理と撮影を順調にこなし今日は某T大学で教授の撮影です。

前もってロケハンは無し。出たとこ勝負、美しい構図とドラマッチックなライティング、的確な行動と早い決断力そして感性が問われる。

なんせ、取材の他、場所を変えて表紙(イメージ撮影)の3カット、立ち会いも多く時間も少ない中ではチト厳しいが毎回いい写真を撮り続ける事が我々プロの仕事です。

今日は天気も悪いので全てストロボによるライティングでの撮影に決定!
部屋の奥行きを生かす為蛍光灯とミックス、窓の抜けの明るさ等を考慮するとISO400で1/60、F5.6になる。先日のテストで増感はISO200が限界と結論を出したはずだが・・・!


撮影が終了してスタジオに戻り早速NEFと一緒に出した軽いJPGを観覧。

増感による画像のあまさ、にじみ、ノイズ等は問題無し。行けるぞ!やるじゃんD3x!

アメリカのノイズ軽減ソフトを視野に入れての観覧だっただけにほっとした。


これで一通り色々な撮影を終えたのでD3xとD2xの比較や今現在の感想を添えると。

D3xを使用するならレンズはナノクリ以外は論外。

FXフォーマットのパホーマンスが100%発揮出来ないからだ。

ナノクリは3千万画素を想定して作られている為シャープでクリアーな画像が手に入る一方、広告の場合パンフォーカスが求められることも確かで4×5レンズのように絞り過ぎると解析が出る。ここはピンをずらしてレイヤーでパンフォーカスを作るしか無いだろう。

D3で出尽くした為かバグ等のトラブルが今のところ皆無で安定感抜群。

私は常にPCに繋いでの撮影スタンスを貫くためハードとソフトのトラブルが無い事は大変助かる。

D2xの時はロケ中にトラブル発生でNPSの方が代替えを現場に持って来て頂くまでD1xで撮影した苦い経験も有る。ちなみにそのD2xは私の元には二度と帰ってこなかった。

PCの取り込みが格段に早くなった。

D2xの色に比べてとてもニュートラルになった。特に人肌が私好みになった。

やっと、D2xの若干の赤浮きから開放されそうだ。

しかし、それにはNX2での地道な現像作業が待っている事も忘れてはいけない。

トータル的に加工しやすい、素直な色とトーンの画像が出てくる。

一見彩度が低そうに見えるが後処理で必ずトーンカーブをいじって彩度が上がるのでこれで良し。

その為にはピクチャーコントロールはニュートラルでなければならない。

間違ってもスタンダードにしない事。スタンダードはJPGそのまま使用をする人のみ恩恵が有りそうだ。

最後に明日現像して結果が出るが今現在の楽観的な判断ではISO400までの増感はOK!

だいぶ完成度の高い癖の無いカメラのようである。

解像度や緻密な再現力等はバックタイプのそれに限りなく近くフットワークの良さ等トータル的に考えてもD3xのこの価格は安いと思う。

道具は揃った!



081230004.jpg
コンタックスTVSで撮影した1999年サワダスタジオの年賀状です。

どこだか分りますか?

そうです!タイトルの所です。

温もりの有る描写やまったり感は独特です。

レンズの性能でしょうかラチチュードが広く思えます。

特にシャドウ側はつぶれにくく粘りが有りしなやか!

しかしながら広角では周辺光量不足は明らか、そんな優等生じゃない感じがとても好きなのかも知れません。

カードをまだアップしておりませんがHOMEに少しづつ追加して行く予定でいます。


共に歩む

_DSC0065BW.jpg
<D2x   18~200>

タバコを吸わなくなって6日目、自宅にいる方が周りにタバコをやる人がいないので快適です。このまま行けば辞められそうな感じです。

たばこはいつも持ち歩く鞄やリュックの所定の場所に入れていた。
たばこ意外にも所定の場所が有る物がいる。それはカメラ。

私は普段、特に何を撮ろうと決めている訳ではない。

普段は肩の力を抜いて気軽に撮れるカワイイカメラがそばに居てくれれば良いと思っているのです。1994年4月から今日まで僕はコンタックスTVSと共に歩んできました。
そうゆう意味では最高のカメラです。
ズーム付でオートフォーカス、アンバーのフィルター入れて露出を−1/3に設定すればしっとりした感じの写真が出来ます。

ハッセルやM3等のカメラを持ち出すスナップ撮影でも必ずTVSは僕のそばに!

実際サワダスタジオの年賀状は昨年以前はTVSの作品がほとんどです。
はがきサイズのマットの印刷がまたバッチリ!

その複写を近々HOMEにアップ予定。



先週は朝帰ってシャワー浴びてまた会社のパターンが多かったのでこの3連休はダラダラでした。

今日の午後は少し動こうと決めて小5の次男とカメラぶら下げてサイクリング。


_DSC0128.JPG
<D2x   18~200>
だいぶ大人の顔になったな〜。


_DSC0091.JPG
<D2x   18~200>
けどまだまだかわいい。
これからも親父に付き合って遊んでね!




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