先週撮影した画像処理がやっと終了したのでプリントしてみた。
うーん、D2xに比べ画素数が2倍になっているので細かい所まで詳細に写るのは当然の必然!
モニターでも思った透き通った感じはプリントにも有る。これはナノクリの成せる技か!
ニュートラルな発色はNX2の恩恵か!
D3xの感動がいまいち無い。
それはA4のプリントだからか?とりあえず印刷サイズはA4なので今日の所は終わりにして後日もっと詳細なデータを取ろうと思う。これも楽しみの一つです。
ところで皆さんはフィルム撮影するとしたら何のフィルム使います。
私は迷わずコダックのフィルムです。
私が早崎治氏が社長を務めるハヤサキスタジオに勤務していた頃はフィルムの時代です。
主に4×5、ブローニ、135ミリで光源もタングステンとデーライトがあり、そしてアシスタントが必ずしていた仕事の中にフィルムのEMテストが有りました。(エマルジョンナンバーの略)
各サイズのフィルムの製造ロットで色気が変わるので新しいフィルムを購入するさいは必ずテストして数十カートン購入します。
プロの撮影現場はコダックの独壇場だった。しかし、1985年頃から富士フィルムが本格的にリバーサルに参入し、ハヤサキスタジオのフロアーに大きいフィルムの冷蔵庫を置いて確か6か月間使いたい放題の大判振る舞いをした事が有った。
コダックには無い色の発色が武器で、今で言う彩度が有る仕上がりだ。私に言わせると彩度が有りすぎて邪魔だったが。
特に赤に反応しやすいのか白人の女の子を撮影した時血管が妙に浮き出ているように見えたのを良く覚えている。
コダック=地味 富士=派手なんて言う人もいました。
コダックの色は少し濁っていた、濁っていたと言う事は色が沢山有ると言う事でコントロールさえしっかりすればしっとりした大人の色が出せるはずだし出せるのです。
それは、デシタルの時代でも同じ事が言えると思います。
デジタル時代だからこそ、少し濁ってる方が遊び心の有る絵が作れると思いませんか?
そのカメラがD3xなのかはまだ分りませんが。
4×5、デイライトフィルムのテストフィルム。
1983年ごろの自分です。
肌の張りは明らかに違うね!
私の現在の肌の張りはHOMEのprofileに有りますが・・・。