真の未踏の領域はナノクリ70~200

明日は高感度域での撮影を行なうので今朝、それ用にニコンプロサービス(NPS)からD3sのデモ機を借りて来た。

早速、高感度での新聞紙複写テストを行なう。

以下は印刷ではなくWEB用前提での評価である。

ISO1250でD3xとD3sを比較するとノイズはSの方が少ないが一目で分かるぐらいXの方がシャープネスがありコントラストも強い。

よって、ISO1250を常用するのであればXに軍配が上がる。

この結果は期待はずれだったがSは感度を2500,5000とあげてもノイズは極端に目立つ感じではない。

Xは1250を上限に一気に画像が崩れ(ノイズが出て)使い物にならない。

明日はダンスがメイン。

ISO5000でF4.5-1/500まで来て欲しい。

ところで、おまけに借りたナノクリ70~200はまさしくモンスターだった!

ナノクリ24~70との焦点距離70㍉でのテストで圧倒的に70~200の勝ち!

しかし、テレ側の周辺露光不足が残念。

この露光不足を解消したレンズがニコンに試作品として実在するそうだが前玉が極端に大きく重く価格も50万円オーバーとの事。

現実的に流通する品物ではない事から現在の物に落ち着いたとの事。

とかくSの話題が多い昨今、真の未踏の領域はナノクリ70~200だった。

さらに、1250までの感度だったらXの画像の方が綺麗であった事も意外と言える。

ニコンレンズのポテンシャルの高さを改めて実感したテストであった。

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このページは、澤田スタジオ HOMEが2009年12月24日 21:59に書いたブログ記事です。

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