細心の注意を払い身を削ってシャッターを押す

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<NikonD3x+35~70>
今日はウサギのくるみの診察日
藤沢にあるきち動物病院に寄ってから澤田スタジオで撮影
鼻の下がまだ少しハゲているが昔と比べるととても良くなった。


デジタル時代の昨今、仕事でシャッターを押す時の緊迫感が少なくなった。

フィルム時代はポラでレイアウトやライティングのチェックを行い撮影した。

しかし、本番のフイルムにその画像が定着されたと言う保証等、何処にも無いのだ。

カメラの故障、ストロボのシンクロエラー、現像所でのミス、極めつけはフィルムメーカーによる製品管理のミス。

無事テスト現像が届いてビュワー上で見るポジが想定内に収まっている事が当然だが何処で事故ってもおかしくはない。

想定内としたのはポラは反射光でポジは透過光、また、感度やラチュチュード等色々な要因からハイライトシャドーのトビ、ツブレや色の出方、専門用語になるが相反則不軌が当然違う。

それらを長年蓄積された経験と感で自信を持って判断し、その許容範囲を想定内として本番現像を指示する。

話がそれてしまったが、カメラサイドで出来うるチェックをしつつ我々カメラマンは細心の注意を払って身を削る思いでシャッターを押した。

そのような緊迫感が少なくなった事はやはり撮影しモニターですぐさまチェック出来てokが出れば納品とう流れが有るからだ。

それ自体、便利で時間の短縮にもなり経済的な事では有るが、カメラマンとしてはハートが違って来るような気がする。

1カットに思いを入れハートをすり込んでこそドラマが作れて人の心を掴む広告写真が出来ると思うし1番大切な事で勝負の分かれ目になる。

いつまでも
全ての広告写真にドラマを作れるカメラマンでありたい。

私のプロフィールと作品はサワダスタジオのHOMEに有ります。
お時間のある時に見て頂ければ幸いです。



kurumi_157.jpg
<NikonD3x+35~70>
ポーズも決まってますね!

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このページは、澤田スタジオ HOMEが2009年4月17日 19:15に書いたブログ記事です。

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