萎えないでいられる限り 

2006_076_1.jpg

<CONTAX TVS>
サワダスタジオ 2006年の年賀状
サンフランシスコのかわいい路面電車風バスと建物
印刷物の複写なので分りにくいですがうっかりすると潰れてしまう陰のシャドウ部も
結構な粘り腰で残ってます。




日頃撮影している仕事の内容は極秘事項が多くなかなかお話することが出来ませんが実際の商品撮影の現場の話をちょっとしましょう。

我々の手元に撮影目的で搬入されるそれらの発売前の商品達はガワだけで中身が無かったり、満足に塗装されていない物だったり、2つで1組なのに片側だけだったり、両方来ても微妙に色、形が違いどちらが本物か分らないそんなケースが多々あります。

そんな彼らは一人では当然綺麗になれず、我々が綺麗にしてあげるのです。
スプレーしたり、細かいコンパウンドで磨いたり、塵や埃を取り除いてやっと1人前の撮影商品になれるのです。

それはどんなに小さい印刷物だろうとB全ポスターだろうと、ライティングや技術、そして僕の撮影に対する気持ちも変わりません。

変わるのは媒体によって料金が高いか安いかだけです。

そんな僕の気持ちが萎えないでいられる限り、僕はプロとして誇りを持って楽しくやって行けそうな気がします。









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このページは、澤田スタジオ HOMEが2009年2月 7日 02:49に書いたブログ記事です。

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