以前料理の写真集を制作して出版したいと思い企画したが途中で頓挫してしまった苦い過去がある。
その時色々と相談に乗っていただいた方々やプレゼン撮影用に料理を作っていただいたフードクリエーターの中山晴奈さんにはほんと申し訳ない気持ちでいっぱいです。
やはり作家としてそれなりに名前が出ていないと出版社は会ってもくれない厳しい現実を知りました。
しかし近年自費出版とクラウドファンディングサービスというものがある。自費出版社にかかる経費を見積もってその資金を集めるためクラウドファンディングサービスで写真集の内容をネットで広く紹介して賛同者を募り資金集めを行うのだ。
もちろん資金集めを代行するそのクラウドファンディング会社にはそれなりの手数料が発生する。
悪く言えば人の褌で相撲を取る的な会社ですが利用価値は大ですし私自身50歩100歩的な感じは歪めない。
なんてぼやいていても何も始まらないので持ち込みでピエロのプリントを見ていただくため美術写真集を専門に扱う出版社ts社のtkさんにアポを取るため電話をしました。
ご返事は1ヶ月待てるならお会いできますよ、、でした
つまり11/21の14時30分でお約束した。
tkさんは昔からブログをちょくちょく読んでましたが人生を捧げてこの仕事に取り組んでいらっしゃる方でその姿勢は頭が下がるばかりです。
なのでtkさんにお会いすること自体私にとって大それたことでありしかも自分の作品をどう評価されるかその反応が今から怖くて仕方ないし出来れば今から電話してお断りしたいぐらいの気持ちでいっぱいだった。
とにかくプリントの精度を上げるべく作品を元同僚に評価してもらうことに決めた。
そこで昔から思ったことを口にする正直なカメラマン松本裕之くんに会うことにした。
彼はお世辞など絶対言わないし辛口のコメントがもらえるという確信があった。
その確信は見事にあたり褒め言葉は一切なく色々と辛口アドバイスをいただいた。
1つ 黒の締まりが少し足りない
2つ トリミングが甘い
3つ 舞台裏の画像がもう少し欲しい
これを元にネガを再セレクトして丹念にブラッシュアップのプリント作業に入った
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