広告写真を学び、ライティングを身に付け、技術を磨いたカメラ

ハヤサキスタジオ時代、正式にアシスタントからカメラマンとして昇進すると新品の4×5カメラ<トヨビュー45G>三脚<5段ジッツオ>レンズ<フジノン240㍉>が与えられます。

昨日までアシスタントだった僕には夢にまで見ていた自分の4×5カメラ一式です。

自分で少しづつレンズをそろえて今では65㍉〜600㍉まで計14本になります。

4×5カメラは素人の方にはあまり縁のないカメラですね。
それはデジタルの対局にあるカメラで、とても原始的でアナログチックでカメラの原点でもある。

昔は4×5カメラが使えなければプロカメラマンとして胸を張れなかったが、今はPC(HS)が使えなければプロのカメラマンとして胸を張れない。

話がそれてしまったが現在も使用しているその4×5カメラは、苦楽を共にしてきた相棒であり「百戦錬磨の由緒あるハッセル」と同じく僕の宝物だ!

このカメラで広告写真を学び、ライティングを身に付け、技術を磨いた。

その4×5カメラも今のデジタルの時代ではほとんど使用率が低くなったかと思ったが最近また復活の道が有るのではと考えている。

D2xから昨年12月にD3xにし、レンズもナノクリ、PCをインテルマックへと機材一式を切り替えた。

CMOSが35㍉フルサイズとなりDXフォマットになれていた僕にはピントのボケ具合に違和感を感じている。言い方を変えるとピンが浅く感じるのである。

そこで考えたのが先日アダプターを購入してテストも繰り返してきた4×5カメラ+D3xである。

パンフォカースの撮影ではD3xでピン違いを数枚撮影し後処理合成の作業が有ったが、4×5を使えばアオリが使えてパンフォカースの写真が1度で撮れて時間短縮。

ピントグラスでレンズがケラレてもLV搭載により画像の確認ができる。

広角系のレンズ制約はあるものの後は実践投入あるのみです。

090328_0589.jpg
<NikonD2x+18~200>
午前中に会社で画像処理を済ませ午後は千葉の実家に次男ナオと遊びに行く
久しぶりにぶらぶら近くを散歩
昔から有る家が枯れたツタが絡まる廃屋となっていた
なにか複雑な気持ちになる


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サワダスタジオでニコンD3xを仕事で使い始めて4ヶ月が過ぎました。MacOS10... 続きを読む

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このページは、澤田スタジオ HOMEが2009年3月29日 00:23に書いたブログ記事です。

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