三脚のエース 今も昔もこれからも5段ジッツオ

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20120626 14:04

先週、撮影立ち会いで初めてサワダスタジオに来られたプロデューサーのmomoさんが狭いスタジオを見回してから「この中で一番古い機材はなんですか?」と質問された!

私は「以前勤めていたハヤサキスタジオではアシスタントからカメラマンに昇格すると4×5カメラと自分が欲しい大判レンズ2本(私の場合180mmと300mmだった)と三脚がご褒美として支給されるんです。なので今現在現役でガッツリ働いている機材は5段の三脚、ジッツオですね。しかしスタジオではトヨのスタジオ用ウエイトスタンドを使用しているのでジッツオはロケ用として車に積みっ放しなんです!25年間使用しているので傷だらけですけど一度もメンテナンスに出した事のない丈夫な三脚なんです!メイドインフランスでこの会社は機関銃の台座を作っていたんですよ!」と答えた。。



この三脚の型番は490Lでマグネシウム製、雲台は525B-4型というバカでっかい雲台に昔は4×5カメラを付けて撮影したいた。

三脚だけで8キロ弱!高さは3m近くまで行く。

しかし、時代はデジタルとなりカメラも4×5からニコンに移行、同時に三脚も軽いジッツオにしたがどうしても三脚のブレが気になり現在も490L5段ジッツオを使用している。流石に雲台はフットワークに優れるクイックシューのジッツオG1372に変更しているが。。

軽いジッツオは現在Mac Book Proのロケ用スタンドになっていて飛行機などの重量制限のあるロケの場合はリンホフのライトウエイトプロ(2.4K)の三脚にジッツオGH1781QR(350g)の雲台を付けて軽量化して使用している。と言っても友達のカメラマン仲間には「重たいんじゃないの?」といわれる事しばしばです。

澤田スタジオの三脚のエースは5段ジッツオの時代が当分続きそうです。


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このページは、澤田スタジオ HOMEが2012年6月26日 19:31に書いたブログ記事です。

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