ロケハンロケ

091106.jpg
Webマガジンに代表されるトップの表紙画像は横長のトリミングが主流だ。

その比率は1:3~4ほどもある。

モデルが入ってこのトリミングサイズは非常に厄介である。

なぜなら、左右に広いバックが必要となり、そのバックがWebマガジンの内容とリンクしなければならない。

さらに、この特殊とも思えるトリミング(Webの世界では普通なのかも)に私自身まだ馴染んでいないので、というより私がフィルム時代に扱った横長の画角はブローニの6×12(1:2)が最高でそれ以上の比率に抵抗が有るのかも。
(余談になるが、この6×12のフィルムは主にゴルフのコース撮影に用いていた。)

よって、カメラからUSBでMacに送り込まれたテスト画像をモニターで入念にトリミングチェックしてから本番に挑む。

さて、昨日の撮影はそのWebの仕事でロケハンロケ(撮影当日に下見して即本番)、表紙2カットのサブ4カット、gooな場所がすぐ見つかれば良いのだが、そうはいかない。

普段の仕事のスタンスとしては、撮影数日前にロケハンを済ませ、その時撮った画像から撮影場所を決定してロケになるのだが、今回は色々な理由からロケハンロケとなった。

このロケハンロケ、私は結構好きである。

行き当りばったりの限られた時間の中で、柔軟かつ適切な判断を素早く下す、そのスリリングな感じがたまらないのである。

仕事のやり方には自分の意志と関係なく色々ある。

そのやり方に適応出来る事もプロとして必要な要素の一つである事は間違いない!

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このページは、澤田スタジオ HOMEが2009年11月 6日 19:21に書いたブログ記事です。

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