トラブル

今月はロケが多い月だった。

なので買い替えたオーシャンブルーのボルボが大活躍してくれた月でもあった。

ロケでは必要な機材はもちろんの事、トラブッタ時を想定して最低限の機材は使わなくてもサブとして持って行く。

たとえば、カメラやストロボがそれに相当する。

最近は殆どない機材のトラブルだが、ハヤサキスタジオを退社して間もない頃、(20年程前)ロケ先でストロボメーターがトラブッタ事があった。

その頃、私はサブのストロボメーターを持っていなかったのだ。(現在は3台持っている)

しかも、商品撮影でカメラは4×5のフィルム!

しかし、私は冷静だった。

なぜなら、私はストロボではなくタングステンで育ったからだ。

タングステンのセットを頭で作りそれをストロボに置き換え、メインライトの出力からトップライト、サイドライト等の出力を換算すれば良いのだ。

言い換えれば、メインのライトがタングスの5kwだとすればトップに500wのアイランプ4ケでハイライトをつなぐ、トップは合計2kwとなり、サイドは1kwのスプープを当てる。

要するにメイン:トップ:サイド=5:2:1となる。

これは、距離やライトの質に左右されやすいので経験も重要だ!

この対比をストロボに換算してF値は感でポラを撮り微調整する。

メーターが無くとも写真は撮れるのだ。

機材の忘れ物やトラブルは無いにこした事は無いが、どうにかなるという考え方を持って冷静に行動すれば大抵の事は問題にはならないはずだ!



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このページは、澤田スタジオ HOMEが2009年8月27日 14:01に書いたブログ記事です。

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