ジュエリーの撮影は根気だ!
細かいチェーンの捻れを直しながらピンセットで緩やかなカーブを描く。
平面のヘッドは表面にトーンが付きにくいので引っ付き虫で少し角度を付けてディフュージョンのトーンを拾うようにする。
リングの宝石を支える爪には細かい繊維が付いている事もしばしばで先をヤスリで磨いてチューンナップしたピンセットで丁寧に1本づつ抜いていく。
さながらミクロのスタイリスト&ヘアーメイクだ!
それが今日の撮影です。
昔は商品に付いているゴミを確認するのに4×5カメラのピングラを外し4倍のピークで見たのだが、これが目に悪かったのか今では老眼の進みのが早い。
撮影終了後、16bitのTIFF現像してから合成、加工、修正、作業を進める。
今日は徹夜です。
過去に一番大変だった撮影はシルバー(鏡面仕上げ)のハート型風船にジュエリーを4〜5個上に並べて撮った時です。
回り全てシルバーの風船に囲まれていたので・・・・・。
セットも大変!加工も大変!の大変尽くしの撮影だったがその大変さが画像に出て無く、とても自然に見えていたのはやはりPSの後加工に頼らずレンズ前でがんばった事が勝因だと感じた撮影であった。
カメラ前でどれだけがんばれるかが大切!
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お時間のある時に見て頂ければ幸いです。
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