ハッセル500C「安住の地」

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午後ニコンプロサービスのN氏と逢う。

マックブックプロでニコンの取り込みソフト、カメラコントロールプロ2のUSB通信の切断が頻繁に起こるので、ソフトのアンインストールと関連プロファイルの削除ならびに再インストールを行う為だ。

一連の作業でNX2も同様に再インストールを行なうことになった。

カメラコントロールプロ2は何の問題も無く再インストール出来たがNX2が再インストール出来なかった。(ディスクの認識が出来ない)

しかしお互い時間が無かった為止む無くこの件は宿題とした。
(現状RAW現像はCS4で行なっているため緊急案件ではないし、ブックでは基本的に現像は行なわないので!)

作業中ペンタックスから発売される話題のK7について話をした。

デモ機を触った事のあるN氏はボディの作りはしっかりしていたと言っていた。

また、私も考えていた事だが磁気で浮いているCMOSについては少々精度に不安があると思う。

ほんの僅か、CMOSがずれればピントは甘くなる。

いずれにせよ画期的な技術であり将来信頼性が高まればとても便利な機能で大変期待している。

さらに、ペンタ645デジタルも早ければ今年中に出てくるかも?



さて、ニコンプロを後にしてウメハラカメラにオーバーホールに出していたハッセル500Cと80mmのお迎えに行く。

久し振りの再会である。

外観は特別変わりはないが、シャッターを切った時の「パコン」音がとてもたくましくなっていた。

また、巻き上げもシットリしていてgoooooである。

ところが、私の指示が悪かったのかプラナー80mmのヘリコイドの遊びがそのままだった。

残念、しかし写真は撮れるし素早いピント送りは必要ないのでこのまま引き取る事にした。

私の所に戻って来たハッセルはとても機嫌が良さそうに見える。

梅原さん曰く「500Cは何回も修理した形跡が有り中の部品はとても摩耗しているので後何回修理出来るか?」とおっしゃっていた。

今回のオーバーホールで5年は調子良く動くと思う。

ハヤサキスタジオで広告写真の最前線で長い事戦って来た百戦錬磨の由緒あるハッセル。

今後は私の元で作品撮りのお供をして頂き、ゆっくりした時間を過ごしてもらおうと考えています。 

プラナー80mm6枚玉はジャンク同然の物を安く手に入れた。

開放でピッシとピンは来るのだが周辺の流れがチョット気になる。

F5.6orF8まで絞れば私が持っているブローニレンズの中ではディスタゴン50と並び横綱!

そして、ニコンのナノクリはデジタルのチャンピオンかな!






私のプロフィールと作品はサワスタジオのHOMEに有ります。
お時間のある時に見て頂ければ幸いです。

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このページは、澤田スタジオ HOMEが2009年6月15日 22:45に書いたブログ記事です。

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