職人の感性にゆだねる ハッセル500C+プラナー80㍉6枚玉

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<NikonD2x+18~200>

午前中、百戦錬磨の由緒あるハッセル500Cとプラナー80㍉6枚玉のOHの為、小石川のウメハラカメラサービスに行く。

今年に入ってから500Cはモルトの劣化が目立ちはじめ80㍉もグリースの劣化があった。

さらに、マガジンも1枚目と2枚目に若干コマずれがあったのでついでに直して頂くことにした。

ハッセルの修理はギアハウスの角田さんにお願いしていたが、今現在仕事でガンガンこの500Cを回す事も無いので信頼出来て、丁寧な仕事で、安くやって頂ける所を恩師M氏に相談した所ウメハラカメラサービスを教えてくれた。

角田サンはとても信頼出来る職人、研究熱心でオリジナルのチューンナップを施す。

グリースも飛行機に使用されているハイパーな物で値段聞いたらたまげます!

しかし、前線を引退したこのハッセル500Cにはそこまでのチューンナップは必要ないのだ。

この手のカメラは修理する職人さんの感性によって仕上がりが左右されると思う。

同じカメラやレンズでも今まで過ごして来た環境や扱われかたでそれぞれ個性を持っていて、その個性をいかせるOHが求められている気がするし、それが許されていた良き時代の製品でもある。

さて話を戻して、ウメハラカメラサービスの梅原さんは私と初対面だというのにニコニコして私の事を出迎えてくれた。

梅原さんはとても人懐っこい感じでとても話しやすい方でした。

修理の件はそこそこに業界の話で盛り上がりあっという間に30分は話し込んだ。

 私はデジタルカメラを以前からPCの周辺機器と表現して来たが梅原さんは家電製品と言われていた、その言葉が何か心に残った。

修理に1ヶ月かかるそうです。

夕方からモデルオーディション。

オーデションの話は後日色々書こうと思います。


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<NikonD2x+18~200>

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このページは、澤田スタジオ HOMEが2009年5月13日 23:10に書いたブログ記事です。

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