化物語 001 過去の思いと記憶 それは背負う物であり。。なくしてはいけないもの

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20140114_12:48


正月山小屋で読んでいた「化物語」の感想です!! 

前半の主人公 戦場ヶ原ひたぎ(ツンデレの美しい女子高生)は過去の辛い重い思い出と共に生きていたが、、ある日出会った神さま、おもし蟹(重いし神、重い神、重いしがらみ)に体の重さ奪われてしまう

おもし神は重み、思いそして存在を奪う

体重を奪われてしまった彼女は神と向き合いその辛い重い思いを受け止め生きて行く事で体重を取り戻すって感じが粗筋ですかね!

くどい言い回し、必要以上に難しい漢字や熟語の御陰でやたらと読むのに時間が掛かった

この話に出てくる神や化け物(怪異)は本来何処にもいないし、どこにもいると本文では書いてある

要するに科学では説明がつかない奇妙、奇怪な出来事、得体の知れないものは恐怖、不安、悲しさ、虚しさなど人間の感情を刺激して形として存在しないし当然見えない物を人が勝手に感じて勝手に自分の心の中に化け物として作り出しているのだという事だと思う

それが神であったり悪魔であったりする訳で・・・

それを意図的に作り出して権威を握る人や他人の弱みにつけ込んで騙そうとする人、、、存在しますよね!

そーゆー説明がつかない、見えない、感じるとこしか出来ない物に人間は恐怖を覚えて自分の心の中に化け物をつくる

戦場ヶ原も過去の辛さ、後悔と悩み、重い思いから逃げたいと思う事でおもいし蟹を勝手に自分の心に作り出し、その重い思いと自分の重さ(体重)を引き換えにしてしまったのです

しかし、その過去の重い思いをちゃんと受け止め生きて行く事で体重を取り戻す事が出来た

要するにそーゆーものは他人任せにせず自分で背負わなくてはならない

目を背けず
目を開けて見る

記憶を封印してはいけないのです


それは、、、無くしてはいけない大切なものだから。。。。。

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このページは、澤田スタジオ HOMEが2014年1月14日 12:28に書いたブログ記事です。

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