20120805 13:15
通常では考えられない角度に折れ曲がった足がヘッドライトに照らされた。
一瞬鳥肌が立った。
それは日付が変わった8/4の深夜1時10分頃、帰宅途中の勾配のきつい下りカーブの途中だった。
現場は自宅に近くで私は必ず40km/hまでスピードを落しギアをLにする下り坂だ。
歩道の電信柱の手前にうつ伏せに倒れていたのは男性で近くにいかにもスピードが出そうなチャリが転がっていた。
そのチャリには赤く規則正しく点滅しているライトが付いていがヘッドライトや彼が掛けていたと思われるメガネ等は車道から歩道に散乱していた。
110番に電話してから彼の意識を確認したがモウロウとしていて名前を聞いても答えられない状態だ。
ヘルメットは無く強く頭を打ったのか血がアスファルトに流れている。
息はあるが素人目にもヤバそうな感じである。
しばらくしてパトカーと救急車が到着。警官達が現場を手際よく調べて行くと同時に私にも色々質問してきた。
そして今日、事故担当の警官から電話が入り彼は意識不明で話が聞けない状態の為、私の車載カメラの映像の提出をお願いされた。これが事件だった場合、警察は私の車載カメラに加害者が映っていると考えているのだろう。
その後ケガをした方の奥さんからお礼の電話が入った。
彼の様態を聞くと大腿骨と頭蓋骨の骨折、それに伴う脳内出血があったが先ほどから意識は少しづつ戻っているとの事で一安心。しかし事故の事は一切覚えていない状態だという。また、お礼したいので住所を聞かれたが「気持ちだけで十分です。その分ご主人の側に居て下さい。直るまで時間が掛かるケガです。焦らずご主人を支えて下さい」と伝えた。
これは決して他人事では無く私を含めた全ての人に何時どこで起きてもおかしく無い事故なのだ!
私の知人にもチャリ好きの方々が多数居ますが皆さん気を付けて下さいね。チャリだけではありませんが。。。
もちろん私も気を付けます!
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