撮れる方に撮って頂ければ・・・。

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<D2x 18-200>


プロのフォトグラファーとして僕には撮れない物は無い、とつい先日まで思っていました。
しかし、たぶん撮れないと思うし、オーダーが来ても御断りするする仕事が有る事に気付きました。


それは戦場です。


実弾が頭の上を行き交い、耳の鼓膜が破けそうな爆弾の音、怪我をした兵士やすでに息絶えた人、悲しみ、苦しみ、憎悪と死臭のする想像を遥かに絶する中、僕は写真を撮れないし、そのような写真を撮る為にこの職業を選んだ訳ではない。

そして、生死と背中合わせのこの現場で働く自分を思う家族は毎日心配で夜も眠れない日々が続くでしょう。

そのような心配を家族や両親にはさせたくない。



戦場のカメラマン。

現在も戦争は続いている・・・・。 

撮れる方に撮って頂ければ・・・。

その仕事に否定も肯定も何も言えません。







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このページは、澤田スタジオ HOMEが2009年2月 5日 17:44に書いたブログ記事です。

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