西尾維新の恋物語という本を読んでいる
この本を知らない方は「恋物語」というイメージから切なく淡い恋の話かと思いがちだがそれははっきり言って全く違う
140/279ページ読んだ所だが今の所、詐欺師が神様を騙す内容である
私はこの詐欺師、貝木のウンチクが妙に好きだ
詐欺師であるが故の彼独特の思考が面白い
自分なりに解釈すると...
見たものは事実であるが真実では無い
事実をどう解釈するか、もっと言えば歪ませて見るかで真実など幾らでも存在する
逆を言えば真実などというものは人間の思い込みであって、何処にも存在しないし誰にも分からないもの
そんな事考えると...
真実を疑うぐらいなら...
騙された方がいいとも思ちゃうのは私だけかな〜?
結局、人は好きなように嘘をつくし
都合よく話をでっち上げ
意味もなく事実を隠したり
真相を誤魔化したりして
自分を正当化する
その反面、人間は人を疑うことに臆病なのである
だから、時間と共に疑うことで信じようとして
終いには信じることを放棄してしまう!
それは...見たものが真実であるべきなのに、それすら全て嘘ですり替えてしまう事が可能だから
詐欺らしい詐欺師ならでわの解釈!
納得出来て大変面白い
正月は西尾維新の「化物語」上下2巻読みますよ!
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