あの時と同じ感動

1180×850の出力はド迫力
下にあるA3のプリントが小さく見える



昨日の午後、サワダスタジオの近くにあるキャンティでケーキを購入し一路フォトグラファー村田昇氏の事務所に直行した。

目的は以前から「使ってもいいよ〜」と使用許可を頂いていたEPSONの大型プリンターで<ピエロ>の写真をプリントする為だ。

そのプリンターはスタジオの角で白い布が掛けられていて、言われなければ大型の電子ピアノの様にも見える。

とりあえずケーキを食べながら写真談義に花が咲く・・・・・。

そしてイザ!プリント開始である。

持参したA3のプリントを参考にどれを伸ばすか検討。

当初の約束では1枚と決まっていたが村田さんの計らいで3枚もプリントしてしまった。

1枚と決めていたのはインク代がメチャクチャ高いのであ〜る。

聞いてビックリ1セット¥200,000−な〜り〜。。。。。

PCで最初のプリントの設定をして(トーンカーブで明るさを気持ち抑えた)クリック。

この日の為に解像度を700(約160MB)にしてあったのでなかなかプリントが始まらない。

10分後、やっとプリントが始まった。

プリントヘッドが静かにそして軽快にリズムを刻んで行く。

プリントされたロールペーパーが下に少しづつ出て来る。

そして10分後、紙を切る乾いたカッター音がしてプリンターが止まった。

出力された1180×850の大きなペーパーを村田さんとアシのHANAちゃんが手際よく丁寧に壁に貼ってくれた。

す、、凄い迫力!そして綺麗!

これは8×10で初めて撮影しビュアーにポジフィルムを乗せた時のあの瞬間の感動と同じ物を感じた。

カラーとモノクロの違いはあれど鳥肌が立つあの感動が全身に走る。

そこには滑らかで優しい一色無限のトーンが一面に広がっている。

見れば見る程美しい!

オリジナルの素材は30年前に撮影した135ミリのトライX。
しかも1600とか3200に増感現像してある。

そのフィルムをスキャンしてデジタル化されたデータはオリジナルより美しかった。

当然フィルムの素粒子感は在る物のフィルムからのプリントでこの大きさに伸ばしたものより遥かに美しいと思われる。

20101115_0828.JPG
このプリント達を多くの方々に見てもらいたいと強く思うようになってきた


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このページは、澤田スタジオ HOMEが2010年11月16日 14:53に書いたブログ記事です。

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