7/19の夕焼け
写真を撮るという事は技術と感性だと思っている。
写専でのそれは、技術論=機材の使い方、感性=芸術論や写真理論となんともお粗末なカリキュラムであった。
授業では理屈や論理を教わり、実技ではスタジオで大型ストロボや暗室で機材の使い方を教わる毎日、とてもプロのカメラマンを育成させる内容の濃いものではなかった。
むしろ、理屈などと言う物は感性を衰退させ無限の世界に線を引き、器を小さくさせるだけのものだと思うし、暗室作業で「上手くなりたければ手を汚せ」等という先生もいなかった。
今現在、どのような教育システムになっているかは知らないが、少なくとも20数年前は写真学校を卒業したからといって全ての卒業生がカメラマンになれないのが現実だ!
しかし、写専での2年間は無意味な事ばかりでは無かった。
色々な方と知り合い数々の貴重な体験も出来た。
そして、人と人との繋がりと巡り合わせはとても不思議で、私が広告カメラマンとしての技術や精神を学んだハヤサキスタジオに就職出来たのは写専の先生の紹介があったからです。
カメラマンになるには色々な選択肢がある。
その中の学校を選択した者は、卒業してからが本当の勉強だと思うべきです。
また、写真が撮れる事はPC(PS)が使える事であり、近い将来スチルとムービーの垣根も無くなる事でしょう。
常に進化し続けるハードに対し敏感に反応しつづけなければいけないのだ!
日々、一生勉強という事ですね!
私のプロフィールと作品はサワスタジオのHOMEに有ります。
お時間のある時に見て頂ければ幸いです。
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