8/18の話
2〜3日前から調子が悪かった次男naoがPCR検査陽性で私も濃厚接触者として世田谷保健所から指定された。その日のうちに保健所の指示でPCR検査を受けたが結果は陰性だった。
濃厚接触者ということで外出制限が14日間と定められてしまったので8/23日からの写真展のオープニングには在廊出来ないことが決定してしまった。トホホ。。。
展示が前日の8/22なので発熱していない8/19に展示用のプリント(ブックマット仕様)を一式ギャラリー蒼穹舍に宅急便で発送したのが良かった。
20日に発熱したので再度PCR検査を受けたが結果陰性。。。
8/23には高温となったので3度目のPCR検査で結果陽性と出た。
これで私も立派なコロナ感染者となる。
薬は解熱剤のみ。。熱で辛くなったら飲んで下さいとのこと。
辛さは人それぞれで発熱は体がウイルスと闘っている証なので私は38.5度までは耐えることにした。
熱で頭が痛かったり関節が痛かったり意識が朦朧としたりで意識がある時は辛く早く眠りにつきたいと願うばかりの日々が続く。
昼も夜も日にちの感覚までもなくなりただ熱にうなされる。
検温の最高は39.2度。。解熱剤の出番である。
解熱剤を飲めば1度は確実に下がるので実に楽である。
楽と言っても38.5度ぐらいはあった。
1日に2回保健所から電話がはいる。
自動音声で検温、血中酸素などを自分で入力するパターンと看護師からの応答の2パターンある。
自動音声は朦朧としているので入力を間違えてしまうのだが訂正が出来ない仕様なのでそのまま通話を終わらせること度々だ。
看護師からの応答ではいくつか質問したこと得たものがある。
一つは、、、ホテル療養の件
今ホテルの空きがないので無理
私が考えるにパラリンピックの関係者が都内のホテルを利用していることが原因だと思う
今年初めコロナ感染した近所の人はホテル療養していたので。。。。
2つ目は、、、危険な時は119番???
感染者がピークの時だったので救急車お願いしても救急車の空きがなかった時期があったのだ。
私が思うに救急患者(コロナ感染者)を乗せたはいいが搬送先の病院が決まらず救急車が患者乗せたまま待機する時間が多くなりしまいには搬送出来ず自宅に戻るパターンが多くなったと考えられる。
そんな不安な毎日だったが8/28日には熱も下がり始め体的には非常に楽になって来た。
8/23から寝込んで6日間、口にしたのは水と写真展のお祝いでロケアシの木間塚くんからいただいた桐の箱に入った高級マスカットのみだった。
このマスカットが超美味しかった。命を繋いだマスカットだと思う。。
そして30日には自宅療養の解除になったのだが体の調子は最悪で外出どころか熱がないだけで一日中ベットの上である。
ベットから出ると目が回り、何かする気力もなく辛いだけの毎日だ。
そんな日が4日間続き少し調子が良くなって来たので9/3写真展に在廊しようと思い出掛けたが気持ちが萎えて新宿駅で降りずに家に戻った。
結局在廊できたのは9/4と最終日の9/5の2日間だけであったが2日間だけでも在廊できたのは不幸中の幸いと思った方がいいだろう。
また、コロナ感染してこの世の中から間引かれることのなく命が有るのだから御の字だと思う。
苦味、渋味が強くなる味覚障害も今もあるがコーヒーや日本茶が飲めなかった9月初めに比べれば順調に回復している。