
先のブログで紹介した大島さんの『日本の道化師』という本の中に登場する三雲いおりさんが野毛大道芸が主催する公演、野毛大道芸in横浜にぎわい座に出演すると聞き6/20横浜にぎわい座に行ってきました。
『日本の道化師』に書かれていんたのですが昔、日本ではクラウンのことをピエロと呼び、そのピエロはサーカスの世界だけの存在だったのですが時代とともにピエロはクラウンという正式名称が民衆に馴染むとともに形を変え進化していた。
約13メートルのサーカスの小さいリングから活躍の場を広げステージやホスピタルクラウン、大道芸のクラウンと飛躍している。
また、プロのみならずワークショップでクラウン芸を学んだ素人の方が老人ホームや地域でクラウン芸を公演することも少なくないという。
これはとても素晴らしいことでこの進化したnew clownを撮影したいと思った。

これから新しく始めようと思っている作品で私はクラウンの内面を撮影しようと思っていてその最初のモデルに三雲さんをと考えているのだ。
もし三雲さんに断られてしまったらこの企画全てを諦めようと思うぐらい私は三雲さんの撮影が大切だと思い込んでいる。
よって最初のアプローチが肝心と考えサーカス学会会長の大島さんにメアドを聞き初回の挨拶とともにこれから何をしたのかということを簡単に説明してメールした。
三雲さんからの返信はとても謙虚な内容で『私で良ければ、是非ともよろしくお願い致します!』と書かれていた。
日本を代表するクラウンの三雲さん。返信の内容に頭が下がります。感謝感謝です。

横浜にぎわい座での公演はコロナ禍で路上でできない大道芸を舞台で行おうという試みで、最初の舞台挨拶をしている三雲さんの周りを通行人が歩いているというとても面白い設定から始まりその強烈な掴みを引きずるように演目が続いた。
公演の内容はとても濃くて30分も終了時間をオーバーしていた。
公演後お疲れのところ私と会って色々お話を聞いてくださった三雲さんに感謝です。
次回お目にかかる時は撮影の日かもしれません。。
楽しみです。
クラウンの笑いの向こう側にある何かを求めて新しい企画が撮影が始まります。
乞うご期待!!
