写真展『CLOWN』制作の軌跡-03    EPSON SC-PX1Vプリンター

写真弘社のラムダプリントと並行して自分でもプリントしたいという欲が高まり色々情報収集した結果、モノクロプリントが綺麗と定評のあるエプソンのSC-PX1Vが浮上してきた。

しかし、このSC-PX1Vは昨年7月頃の発売だが10年ぶりのモデルチェンジのようで品薄でどこのショップもお取り寄せの予約状態だったが唯一マップカメラで残り僅かで販売していたので即買いしたのが2/8で今はお取り寄せになっていた。

インクも品薄で買えるecサイトから安いものを選び通常より多くストックするため各5本ずつ購入した。ブラック、ブレー系は更にプラス5本追加した。

さて、プリンターが届くのと同時に紙をテストしたいので色々取り寄せしてみた。

イルフォード 、エプソンの Velvet Fine Art PaperやUltraSmooth Fine Art Paper 、Hahnemuhle、ピクトラン局紙など半光沢からマット系色々。。

その結果、半光沢系ではピクトラン局紙とピクトラン局紙バライタが、マット系ではUltraSmooth Fine Art Paperが良い感じだ。

その結果私が選んだのはピクトラン局紙である。

アンバー系の地色でプリント面が光の反射でキラキラする。

このキラキラは写真集の表紙に使用した紙の素材に近かったのと今回のクラウンの写真が冴えて見えたのでこの紙にしようと思った。

あとは弘社で行くか自分でやるかで悩む事とします。

写真集『CLOWN』制作の軌跡-05    2021-02-13試し刷り

サンエムカラーから試し刷りが届くという電話が大田さんから入ったので2/13蒼穹舍に行った。

8つ折にされた大きい紙にクラウン達が16cut印刷されていた。

ちょっと強い感じもしたがまずまずの印刷である。

立ち会ったデザイナーの塚本さんも良い感じと頷いていた。

これでとりあえず行く事となった。

試し刷り

写真展『CLOWN』制作の軌跡-02    プリント

写真展をする事が決まったのでプリントの準備に取り掛かる。

蒼穹舍には16×20のアルミフレーム が23枚あるのでそれをお借りする事として、、、

とりあえず写真の選定を進めプリントをどうするかだ。

原版はネガフィルムからGT-X900DEスキャンしたデシたるデータである。

かれこれ10年以上前に写真集や写真展を何となくしたいなーと思いスキャんした。

http://sawada-studio.com/blog/2009/02/post-36.html

このデータをプリントに仕上げる選択肢は3つあると考えている。

一つ目は、、、写真弘社で行っているラムダプリントでこれはデジタルデータを銀塩印画紙にレーザー露光する。バライタ、RCペーパーやロールで大引き伸ばしもできる。

二つ目は、、、インクジェットプリントでとてもいい評版を聞くアトリエマツダイラでインクジェットプリントする。

三つ目は、、、現在澤田スタジオでは所有していないA3ノビのインクジェットプリンターを購入して自分でプリントする。

とりあえず写真弘社のラムダプリントは以前より気になっていたので早速電話して2/2に弘社にお邪魔して色々お話を聞きバライタ、RCペーパー両方でプリントした。

サイズは澤田スタジオの壁に飾っているEDWARD WESTON Nude Floating 1939の額装を参考に縦も横も200×250mmとした。

オリジナルの横位置

オリジナルの横位置を縦位置にして検証してみた。

16×20のフレームに縦横ともに収まりが良い感じだ。

今回は縦位置の写真をセレクトした。

一週間後の2/8、仕上がりを見に弘社に行く。

焼きはまずまず。ちょっとコントラストが弱い気もしたが、、。

とりあえずバライタを選択肢。弘社のフレームkiwamiにブックマットを作り入れてもらう事とした。

マットの窓開けはプリントサイズ+3mmとして紙白を出すことにしバランスは下55%上45%左右50%とした。

でもって1週間後の2/16にピックアップしに弘社に再来社。

良い感じである。

写真展『CLOWN』制作の軌跡-01    写真展の話

1月31日蒼穹舍に遊びに行った。

蒼穹舍は書店とギャラリーが併設されているので何気なく大田さんに聞いてみた。

「写真展は1年待ちの状態で今申し込んでもできるのは来年になるんですよね、、」と

すると、「8月23日から2週間の予定で入っていた方が老人でこのコロナ禍で昨日キャンセルとなったんですよ、、」と

私はすかさず「写真集のCLOWNの写真展やっていいですか」と聞いてみたところ。

「いいですよ」とのこと。。

4月に写真集が出版され8月に写真展。。今年は作家活動で忙しくなる。ワクワク